目次
スパーズジャパンの考察
1. 「EL優勝の英雄」をどう扱うべきか
昨季のヨーロッパリーグ決勝で劇的なゴールを決め、クラブに17年ぶりのタイトルをもたらしたジョンソンの功績は多大なるものがある。しかし、フランクが求める「戦術的な規律」と、クドゥスの圧倒的な「個の力」を前に、序列が下がっていることは否定できない。フランクが「11人しか選べない」と繰り返すのは、ジョンソンの実力を認めつつも、今のシステムに最適解を見出せていない苦悩の表れとも取れる。
2. 「左サイド」へのコンバートという可能性
フランクは会見で「左サイドで様々な解決策を試している」と述べた。現在、左にはオドベールやマティス・テルといった若手がいるが、右サイドでクドゥスと競合するのではなく、左サイドの競争に本格的に参入することが、スパーズでの生き残りの最終手段であった。しかし、パレス戦ではジョンソンと同じく途中出場したオドベールが、先発級のプレーを連発。激動の2025年の締めくくりのオドベールのパフォーマンスによって、ジョンソンは引導を渡されたかもしれない。
3. スパーズに流れる「レッド・ドラゴン」の系譜
ブレナン・ジョンソンのように、トッテナムには古くからウェールズ代表のスターが活躍する伝統がある。 豆知識として、1960年代にダブル(国内二冠)を達成した際の中心選手クリフ・ジョーンズから始まり、近年のクラブのCL出場権の壁をぶち破ったギャレス・ベイルに至るまで、スパーズの歴史における「輝いた瞬間」には常にウェールズ人が関わってきた。ジョンソンが昨季のEL決勝で決めたあのゴールも、まさにこの「ウェールズ人の系譜」を継ぐものだ。
参照元: Spurs news: Thomas Frank issues Brennan Johnson message amid transfer speculation

