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「ハリー・ケインのスパーズ復帰が見られたら最高だ」:元相棒エリクセンが語る再会への願いとトーマス・フランクへの信頼

かつてトッテナム・ホットスパーで6年半にわたり創造性の中心を担ったクリスチャン・エリクセンが、元チームメイトであるハリー・ケインの将来的なスパーズ復帰に期待を寄せた。英紙『The Times』が、現在ヴォルフスブルクでプレーするデンマーク人プレーメーカーのインタビューの内容を報じている。

2023年にバイエルン・ミュンヘンへ移籍したケインは、ブンデスリーガで驚異的な得点能力を発揮し、昨季はキャリア初のタイトルも手にした。現在32歳のケインはドイツでの生活を「人生で最高の決断の一つ」と語り、バイエルンとの契約延長にも前向きな姿勢を見せているが、エリクセンはロマンあふれる再会を夢見ている。

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ケインのバイエルンでの成功と将来の可能性

ケインは現在、ブンデスリーガで今季19ゴールを記録し、世界最高峰のストライカーとしての地位を盤石なものにしている。バイエルンとの契約は2027年まで残っており、本人はミュンヘンでの生活をこの上なく楽しんでいるようだ。

ケインは先月のインタビューで「新しいリーグや文化、およびバイエルンのようなチームを経験することは、プレーヤーとしての進化に深く役立っている」と語った。契約満了まで18ヶ月を残し、今後の去就についてクラブと話し合う予定だが、現時点ではドイツを去る兆候は見られない。

しかし、エリクセンはケインがいつの日かノースロンドンの地に戻ってくることを確信している。

「ハリーがスパーズに戻る姿を、僕らファンとしてはぜひ見たいと思っている。彼にとってもクラブにとっても、極めて特別な再会になるはずだ。それが正しい決断かどうかは彼次第だが、一人のファンとして見ていて楽しいものになるだろうね」

エリクセンが明かす自身の「スパーズ復帰」の真相

エリクセン自身の歩みも、この上なく劇的なものだった。2020年のユーロ(欧州選手権)で心停止によりピッチに崩れ落ちた彼は、ICD(植込み型除細動器 / Implantable Cardioverter Defibrillator)を装着して奇跡的なカムバックを果たした。

ブレントフォードでのプレー後、エリクセンにはスパーズへの復帰の噂が絶えなかったが、実際には古巣からのアプローチはなかったという。

「トッテナムからの連絡は一切なかった。クラブの関心というよりは、メディアの関心の方が大きかったのだと思う。正直に言えば、スパーズに戻れたら最高だと思っていたけれど、実現しなかった。でも、それはそれで受け入れているよ」

恩師トーマス・フランクへの揺るぎない支持

現在、スパーズで苦境に立たされているトーマス・フランクに対し、エリクセンは多大なる信頼を寄せている。彼は心臓疾患からの復帰時、トーマス・フランク率いるブレントフォードでプレーの機会を与えられた恩義を感じている。

「トーマスは間違いなくビッグクラブを率いる能力を持っている。ブレントフォードをゼロから築き上げ、毎シーズン成長させてきた実績がそれを証明している。今のスパーズでは結果が出ていないことで批判を浴びているが、それは『ビッグ6』のクラブでは普通のことだ」

「スパーズには必要なものがすべて揃っている。あとは、それらがうまく噛み合うかどうかの問題だよ。トーマスなら必ず自分なりのやり方で状況を好転させると確信している。ファンは娯楽性の高いフットボールを求めているし、スパーズには勝利だけでなく『Flair(才能・華やかさ)』が必要だ。トーマスはそれが理解しているはずだよ」

ICD(植込み型除細動器 / Implantable Cardioverter Defibrillator)
心室細動などの致死的な不整脈を検知した際、電気ショックを与えて心拍を正常に戻す医療機器。

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