トッテナムは5月、アンジェ・ポステコグルーの下でヨーロッパリーグを制し、17年間の無冠に終止符を打ったが、当時の指揮官が欧州大会に集中するためにセカンドチームを起用した結果、プレミアリーグでは敗北が常態化し、クラブは17位でシーズンを終えた。
今シーズンも、特にトッテナム・ホットスパー・スタジアムにおいて敗北が続いている中で、フランクは負けることが勝つことと同じように習慣になり得ると認めている。

習慣には両方の方向性があると思う。良い習慣と悪い習慣があり、当然、勝つことは良い習慣で、負けることは悪い習慣だ。しかし、その根底にあるのは全スタッフ、全選手の習慣だ。
試合の中で挫折があったときにどう反応するかは、我々が非常に熱心に取り組んでいることだ。それについては我々もうまく対処できていると思う。例えば、アウェイのブライトン戦は、おそらく前年なら負けていただろうが、我々は追い付いて2-2の引き分けに持ち込んだ。ボド戦のアウェイも良い例だ。
正しい方向に進んでいる断片はあるが、3日か4日おきにそれを一貫して実行できるほどではない。言うのは大嫌いだが、それは継続的な課題だ。選手一人ひとりにとっての、小さな断片と良い習慣の積み重ねが必要だ。
スパーズジャパンの考察
1. 「負け癖」の克服と文化の再構築
昨季、EL優勝と引き換えにリーグ戦17位という壊滅的な結果を招いたことで、クラブ内には「リーグでの敗戦」に対する抵抗感が薄れるという負の遺産が残された。フランクが「スタッフと選手全員の習慣」と言及している通り、この戦術以前のメンタリティの改革が、現在の14位という低迷から抜け出すための最優先事項であることは間違いない。
2. 人材の質と規律のジレンマ
リヴァプール戦でのクリスティアン・ロメロやシャビ・シモンズの退場は、フランクが求める「一貫性」を大きく損なうものだ。ファンデフェンやルーカス・ベリヴァルといった、今後の軸となるべき選手たちのコンディション管理に加え、フットボールにおける「精神的負荷」に耐えうる規律の徹底が、フランク流の成功には欠かせないだろう。
3. 過去の逆転劇への信頼
指揮官はブレンビーやブレントフォードでの劇的なV字回復を例に挙げ、「成功する方法を知っている」と断言している。この自信が選手たちにどこまで伝播するかが鍵だ。1月のマーケットでの戦力の入れ替えも見据えつつ、フランクが言う「噛み合う瞬間」をサポーターがどれだけ待てるか。クラブ全体の忍耐が試されている。
参照元:Thomas Frank losing no sleep over Tottenham as he makes big prediction





