2025年という一年が、トッテナム・ホットスパーにとってこれほどまでに極端な二面性を持つ年になると予想した者は少なかっただろう。
クラブに17年ぶりのトロフィーをもたらしたヨーロッパリーグ制覇という歴史的な「高み」と、プレミアリーグで17位という屈辱的な順位に沈んだ「低み」。この激動の12ヶ月を、中心選手であるブレナン・ジョンソンと、最古参の一人であるベン・デイヴィスがSky Sportsのインタビューで振り返った。
ブレナン・ジョンソン:EL優勝が成功を物語るが、改善の余地は著しく大きい
ブレナン・ジョンソンは、2025年を振り返り、その浮き沈みの激しさを「ジェットコースター」という言葉で表現した。
「本当にあらゆる感情が混ざり合った一年だった。まさにジェットコースターのようなね。最高に素晴らしい瞬間もあれば、チーム全員で耐え忍ばなければならない著しくタフな時期もあった」
「夏にマネージャーが交代したこともあり(アンジェ・ポステコグルーからトーマス・フランクへ)、年の後半が不安定なものになるのはある程度予想していたことだ。全体として見れば、ヨーロッパリーグで優勝できたことは、この一年が成功であったという揺るぎない証拠だ。でも、2026年に向けて改善したい、改善しなければならない点は山ほどあるよ」
ベン・デイヴィス:プロセスはまだ進行中だ
一方、ドレッシングルームのリーダーの一人であるベン・デイヴィスは、トーマス・フランク体制下での現状について、冷静な分析を口にしている。スパーズは現在、リーグ戦17試合を終えて13位。ファンからはパフォーマンスの一貫性の欠如に厳しい声が飛んでいる。
「僕らがもっと良くできる、やるべきことがたくさんあるのは明らかだ。それは結果を見れば一目瞭然だよ。ただ、これは一つの『プロセス』なんだ。フットボールのあらゆる側面において、僕らにはもっと高いレベルが求められている」
「新しいコーチが就任し、まずは現状を把握して、自分のスタイルを植え付けるための時間が必要だった。そのプロセスは今も継続している最中だ。僕らは監督が求めるフットボールを自分たちのものにするために、毎日ハードに働き続けるしかない」
スパーズは現在、直近の公式戦9試合でわずか2勝。ホーム戦での不調も相まってトーマス・フランクへのプレッシャーが著しく強まっているが、選手たちは指揮官の「プロセス」を信じ、過密日程の続く新年での反撃を誓っている。

