トッテナム・ホットスパーが長らく熱視線を送ってきたボーンマスの攻撃的プレイヤー、アントワーヌ・セメンヨだが、1月の獲得は極めて困難な状況となった。
『The Athletic』のデイヴィッド・オーンスタインによると、25歳のガーナ代表ウイングは、ヨーロッパリーグ王者であるスパーズからの関心を「丁寧に(politely)」拒絶したという。セメンヨには6,500万ポンドの解除条項が存在するが、現時点ではマンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドが獲得レースをリードしており、アレクサンダー・イサクの重傷に見舞われたリバプールも追随する可能性がある。
トーマス・フランクが冬の移籍市場で「100パーセント動く」と明言しているなか、スパーズが検討すべき5人の代替候補を分析する。
1. サヴィーニョ(Savinho / マンチェスター・シティ)
スパーズが今夏、非常に真剣に関心を寄せていたのがサヴィーニョだ。最終的にシティは売却を拒んだが、ブラジル代表ウイングの出場時間は限られており、来夏のワールドカップを前に本人は移籍に前向きであると信じられている。
21歳と若く、両ウイングと中央をこなせる汎用性は、現在のスパーズにとってこの上なく魅力的なオプションだ。シティ側は高額な移籍金を要求するだろうが、もし取引が成立すれば、クラブ全体のムードを著しく高める象徴的な補強となるだろう。
2. ザイド・エル・マラ(Said El Mala / FCケルン)
ドイツU-21代表のザイド・エル・マラは、今季ブンデスリーガで6ゴールを挙げている新星だ。両足を使える左ウインガーであり、そのキレのあるドリブルは多くのビッグクラブの注目を集めている。
ただし、スパーズにはすでにマティス・テルやウィルソン・オドベールといった有望な若手が在籍しており、彼らが適応に苦戦している現状を考えると、再び「将来性」に賭けることが最善の策であるかは慎重な判断が必要だ。
3. イ・ガンイン(Kang-in Lee / PSG)
8月のUEFAスーパーカップ決勝でスパーズからゴールを奪ったイ・ガンインは、PSGでの出場機会の少なさに不満を抱いているとされる。
創造性溢れるアタッキング・ミッドフィルダーであり、相手のディフェンスをこじ開ける能力は著しく高い。本来は右サイドや背番号10を好むが、左サイドでも役割をこなすことは可能だろう。ただし、フランクが右サイドのモハメド・クドゥスを動かすことに消極的であることを踏まえると、起用法には工夫が必要となる。

