トッテナム・ホットスパーからドイツ・ブンデスリーガのハンブルガーSVにローン移籍中の18歳、ルカ・ヴスコヴィッチが、試合中に起きた深刻なアクシデントに際して迅速な人命救助を行い、医師や対戦相手から称賛を浴びている。
試合中の「恐怖の瞬間」と迅速な対応
土曜日に行われたブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトとの試合において、ヴスコヴィッチはチームメイトとの衝突により意識を失いかけた相手選手、ラスムス・クリステンセンの救助に奔走した。
元リーズのクリステンセンがHSVのミロ・ムハイムと激しく衝突し、朦朧状態に陥った際、まだ18歳のヴスコヴィッチは即座に対応。舌を飲み込んで気道が塞がるのを防ぐため、直ちに処置を施した。
ブンデスリーガ公式サイトも彼の行動を「人命を救う可能性があった」と記述しており、この若きクロアチア人ディフェンダーはドイツ国内で大きな尊敬を集めている。
HSVのチームドクターの証言
HSVのチームドクターであるヴォルフガング・シリングスは、地元紙『Hamburger Abendblatt』に対し、ヴスコヴィッチの行動がいかに決定的であったかを説明している。
「このケースでは、ルカは即座に反応し、すぐに負傷した選手のケアに当たってくれた。模範的な行動であり、他の何よりも優先されるべきことだ」
「もし選手が一時的に意識を失えば、舌が上気道を塞いでしまうことがある。そうなると選手は呼吸ができなくなるのだ。この場合、極めて迅速に行動しなければならない」
敵将からの賛辞と称賛
アイントラハト・フランクフルトのディノ・トップメラー監督もまた、ヴスコヴィッチの行動を称えている。
「即座に状況を認識し、あれほど適切に反応したことに対して、最大級の賛辞を送るよ」
フランクフルトはその後、71分に交代したクリステンセンが順調に回復していることを伝えている。

