リバプールに1-2で敗れた一戦について、現地メディア『Football.London』のアラスデア・ゴールド記者は、判定を巡る両指揮官の見解と、トッテナムが直面している歴史的な低迷、およびサポーターが見せた結束について詳細に報じている。
記事の要約
1. 判定を巡るフランクとスロットの異例の同調
前半33分のシャビ・シモンズの退場について、フランクは「無謀(レックレス)でもなければ、格別の力でもない」と断じ、判定を「好まない」と明言した。アラスデア・ゴールド記者は、敵将であるアルネ・スロットがこの意見に明確に同調したことを「極めて異例の事態」として強調している。
スロットは今季序盤のクリスタル・パレス戦でのファン・ダイクの退場を引き合いに出し、「あれはイエローカードだったと思う。フランクが不満を感じるのは理解できる」と語った。
ゴールド記者は、このスロットの「誠実すぎる回答」が、フランクが感じている判定の不当性を客観的に裏付けるものとなったと指摘している。
さらにフランクは、リバプールの2点目直前に「背中に両手があった」と、プッシングによるファールが見逃されたことを「明白な間違い」と厳しく断罪した。
2. キャプテンであるロメロに突きつけられた「賢さ」の欠如
ゴールド記者は、ロメロの退場の判定がそこまで10人で死力を尽くし、同店まであと一歩と迫っていたチームに致命的な打撃を与えたと言及している。また、フランクがロメロを「世界最高峰」と称賛しつつも、10人の状況でさらなるリスクを冒した判断を公に批判した点に注目している。
フランクは「キャプテンだからといって特別に冷静である必要はないが、そうであれば良いことだ。今日の彼にはもう少し賢さが必要だった」と語り、ゴールド記者は、キャプテンという立場にあるロメロがその「賢さ」を欠いたことが、フランクのプロジェクトに最大の脅威を与えていると分析している。

