目次
スパーズジャパンの考察:ジョンソンは「換金対象」なのか
1. 「確信はない」という言葉の重み
フランクが「フットボールに確信などない」と語ったのは、単なる一般論ではないだろう。ダニエル・レヴィ前会長の時代には「放出の遅さ」がクラブ経営の欠点でもあったが、ルイス・ファミリーが主導権を握る新体制において、実績に見合わない高額な給与や移籍金の選手を整理する動きは加速している。ジョンソンが「プロジェクトの不可欠な一部」であるならば、指揮官はこの質問に対してより断定的に残留を宣言したはずだ。
2. セメンヨ獲得への布石か
別記事でも報じられている通り、スパーズはボーンマスのセメンヨ獲得に本腰を入れている。6500万ポンドという高額な解除条項に、同ポジションのジョンソンの売却益を充てるのが最も合理的だ。パレスが難色を示している「4000万ポンド」という価格設定は、まさにセメンヨ資金を捻出するための計算に基づいているようにも見える。
3. プレミアリーグ試合前記者会見の豆知識
プレミアリーグの試合前の記者会見は、現地時間の金曜日の午後にホットスパー・ウェイで行われるのが慣例だが、通常は2部構成になっている。メディアにおいては時差式の2段階で情報が解禁され、会見直後(現地15時頃)が1部で、それから約6時間ほど時間をおいた現地21時頃に2部が公開となる。本記事で触れた内容は、より踏み込んだ質問が行われる「2部」の会見に基づいたものである。

