スパーズジャパンの考察:フランクの「規律」か、それとも「過保護」か
1. 60分での交代が意味するもの
フランクが59分という早い段階でスペンスを下げたのは、彼の守備面での規律に満足していなかったことを暗に示唆している。ポステコグルー体制下でも素行や規律面が懸念された経緯があるスペンスにとって、指揮官の指示を遂行できずに1時間足らずでベンチへ戻されるのは、極めて厳しい現実だ。
2. 唯一の「イングランド代表選手」の強すぎる「野心」か
ソランケとマディソンが負傷離脱を強いられる中、現在のスカッドで唯一の「イングランド代表」という看板を背負うのがスペンスだ。フットボールの母国において、代表メンバーであるという自負は、良くも悪くも彼の「野心」を強く掻き立てているに違いない。
スペンスにとってこうした態度は「再犯」であり、自身の立ち位置を理解した上での確信犯的な振る舞いとも考えられる。その矛先がチームの勝利に向いているのか、それとも個人のプライドに向いているのか。答えは、彼の表情が雄弁に物語っている。
