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スパーズジャパンの考察:スロットが警戒する「フランクの毒」
1. 「予測不能」という武器
スロットが指摘した通り、トーマス・フランク体制のスパーズは、ポステコグルー時代のような一貫した(あるいは頑固な)スタイルではなく、相手に合わせて形を変える「カメレオン的」な怖さがある。 リバプールのような強力な攻撃陣に対し、フランクがどのような「罠」を仕掛けるのか。スロットがその柔軟性をわざわざ口にしたことは、彼が相当な時間を割いてスパーズの分析を行ってきた証拠だ。
2. サラー不在は「千載一遇の好機」と言えるか
前日のニュースでも報じたが、サラーの不在はスパーズの守備陣、特に左サイドのウドギらにとって大きなプラス材料となりうる…、と言いたいところだが、直前まで「チーム内不和」の中心におり、それまではパフォーマンスでも大きく低迷していた。決してまだ波に乗り切れていないリバプールにとって、ここで「サラーが抜けたこと」が奮起の材料ともなりうるため、スパーズがしっかりと叩きたいところ。
3. スタジアムの雰囲気を味方にする先制点の重み
このところのトッテナム・ホットスパー・スタジアムの雰囲気は、ロンドンの天気のように陰鬱なものになるリスクをはらんでいる。スパーズの守備ラインが激しいプレスに晒されれば、チームは脆く瓦解し、その雰囲気は容易く崩れてしまう。早い時間帯に先制し、リバプールに「今日のスパーズはいつもと違う」と萎縮させることができるかどうかが、勝敗を分ける鍵となるだろう。

