ノッティンガム・フォレスト戦での0-3の完敗を受け、トーマス・フランクへの解任圧力は最高潮に達している。 しかし、Standard Sport のマット・ヴェリ(Matt Verri)記者は、この惨状の責任すべてを指揮官一人に負わせることに対し、警鐘を鳴らしている。
記事のタイトルは明確だ。「フランクだけでなく、選手たちも責任を負わなければならない(Players must take some responsibility)」。
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戦術以前の問題
記事では、現在のトッテナムが抱える問題は、フランクの戦術やシステム以前の「根本的な部分」にあると指摘されている。
- 闘争心の欠如: フォレスト戦で見せた無気力なパフォーマンスは、戦術の不備だけで説明できるものではない。デュエルでの敗北、セカンドボールへの反応の遅さは、選手個々のメンタリティの問題だ。
- リーダーシップの不在: 苦しい時間帯にチームを鼓舞し、立て直そうとするリーダーがピッチ上に皆無だった。
フランクは試合後、「即効薬はない」と語ったが、それは監督の戦術浸透にかかる時間だけでなく、選手たちがプロフェッショナルとしての誇りを取り戻すために必要な時間をも指しているのかもしれない。
「監督のせい」にするのは簡単だが…
トッテナムは近年、ジョゼ・モウリーニョ、アントニオ・コンテ、そしてアンジェ・ポステコグルーと、実績ある監督たちを次々と招聘しては解任してきた。 そして今、フランクも同じ道を辿ろうとしている。
しかし、監督が変わってもピッチ上で同じような無気力な選手たちによって敗戦が繰り返されるのであれば、メスを入れるべきはベンチではなく、ドレッシングルームの住人たちの方ではないか? 記事は暗にそう問いかけている。
ジェド・スペンスの造反騒動に象徴されるように、現在のチームには規律とリスペクトが欠けている。これを「監督の求心力不足」と断じるのは容易いが、高給を受け取るプロ選手として、最低限の振る舞いすらできていない選手たちを擁護する理由にはならない。

