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N17で撮影されたショートフィルム
キャンペーンの一環として、トッテナムの街(N17)で撮影されたショートフィルムが公開されました。 なお、「N17」とは、トッテナム・ホットスパー・スタジアムが位置するノース・ロンドンの郵便番号エリアであり、サポーターにとっては「聖地」や「ホーム」を意味する特別な記号です。
セブン・シスターズ・マーケットや、有名なパブ『Antwerp Arms』を舞台に、ある若い男性サポーターが心の葛藤を抱えながら過ごす様子が描かれています。
彼の行く先々には常にクラブカラーである「白い電話ボックス」が現れます。これは彼が避けようとしている「Samaritansへの電話(助けを求めること)」の象徴です。最終的に彼が勇気を出して受話器を取った瞬間、安堵の表情が広がるというストーリーになっています。
このフィルムには、男女チームの監督であるトーマス・フランクとマルティン・ホーに加え、ベン・デイヴィス、アーチー・グレイ、ベス・イングランドといった選手たちも出演し、支援の輪を広げる呼びかけを行っています。
誰もが「独り」ではない
英国では90分に1人が自ら命を絶っているという悲しい現実があります。専門家は「たった一つの会話が、命を救うきっかけになる」と指摘しています。
支援を求めない理由として、「会話の切り出し方がわからない(28%)」、「自分の悩みは深刻ではないと感じる(32%)」、「恥ずかしい(33%)」といった声が多く挙がっています。
このキャンペーンは、そうした心理的な障壁を取り払い、「話すこと(Talk)」を「行動(Do)」として肯定するものです。

