ダニー・ローズ、不満顔のラメラに睨まれた
このエントリーをはてなブックマークに追加 Check スパーズ関連のメディア報道・その他2016年2月29日


プレミアリーグで2位の好位置につけるスパーズの状況に精神面で動揺をしないように謙虚に振舞っているというダニー・ローズだが、仲間内でチームの目標を控えめに述べたところエリク・ラメラが不満顔を見せたと明かしている。

すでに4位以上は濃厚とみられ、シーズン当初のチャンピオンズリーグ出場権から55年ぶりのリーグ制覇に照準を合わせているスパーズ。

日曜のスウォンジー・シティ戦で2-1の逆転勝利を飾り、首位レスター・シティとの勝ち点差は2ポイント。これからシーズンの天王山、ウェストハム、アーセナルとのロンドン・ダービーの連戦を控えている。

スワンズ戦の勝利の立役者であるローズは、その試合後に次のようにコメントしている。

「マンチェスター・シティとの試合の前、エリク・ラメラとディナーをとっていたんだ。僕は彼に聞いたのさ。僕らはトップ4で終われるか、ってね」

「あんな不満そうな顔で自分の顔を見られたのは無かったね。彼は言ったんだ。『マイ・フレンド、僕らはリーグを制覇できるんだよ』ってさ」

「僕は信じないんだ。僕らならできるって信じたいけど、それを考えないようにしてるのさ。僕らが今どの順位にいるかは分かってるけど、僕は過度に舞い上がりたくはないんだよ」

スウォンジー戦で見せたコーナーキックがファーに流れて来たところにローズが蹴りこんだゴール。これは2010年のアーセナル戦でのローズのデビュー戦ゴールを髣髴とさせるものだった。そのシーズン、ローズのそのゴールによる勝利も大きく貢献して、スパーズはチャンピオンズリーグ出場権を確保している。

「シーズンが終わった時、スウォンジー戦の僕のゴールがトッテナムにとって掛け替えのない瞬間になってくれることを願っているよ」

「シーズンが終わった時にまたそのことを言いたいね。これは大事なゴールで、どれだけ大事なのかはシーズンが終わった時に分かるだろう」

2010年、ハリー・レドナップ体制のスパーズには、ギャレス・ベイルやルカ・モドリッチがいたが、今のマウリシオ・ポチェッティーノ体制ではチーム全体の規律が高いレベルで機能している。

2010年のチームと今のチームの両方を知るローズに、どちらが秀でているかを聞いてみた。

「そのことを何度も考えたんだよ。分からないんだけどね。チームとしての一体感はおそらく最高だろうね。それは実際の実力よりも重要なことだと思うよ」

「互いのために諦めず、最後まで走り続けることができる。今日の試合でもそれを見せた通りね。でも、当時と今とどっちのチームが優れているかは分からないよ」

「ハリー(レドナップ)の頃は、10戦のうち9試合を2トップで戦っていた、今よりも楽だったと思うね。今の僕らは多くのミッドフィルダーとストライカーはハリー(ケイン)だけだから、僕らのホームに乗り込んできた相手と戦う時のハリーは大変よね」

「僕らのピッチは決して大きくないし、背後を突くのは難しいんだ。でも、僕らのチームには優れたクオリティが揃っている。引いて守ってくるチームをいかに攻略するかは、僕らの課題なんだ。今シーズンは大半の試合で上手く攻略できているよね」

「昨シーズン、相手チームはそれほど僕らを警戒していなかった。相手はここに来て、2-3度のチャンスを掴めると思っていたし、2トップで攻撃すればゴールを狙えると思ってただろうけど、今シーズンは違うからね」

「相手は僕らがかなり良いチームに成長していることを知ってるよ。チームが身構えてくると、攻略するのはとても大変なんだ。幸運にも、僕らはほとんどの試合でしっかりと攻略できているし、このままシーズン終了までいきたいところだね」

スウォンジー戦の逆転勝利によって、スパーズは今シーズンのプレミアリーグで劣勢から17ポイントを獲得したことになり、これはリーグ最多となる。

「相手に先行されてから試合をひっくり返した記録なんて、望んだりはしないけどね。それでも素晴しい記録だよ」

「このクラブの隅々にまで監督が叩き込んだチームのキャラクターが示されているよ」

「監督とコーチングスタッフの貢献は計り知れないね。監督のもとでやれるってことは特別な気分だよ。僕らは素晴しいチームだし、まさに不屈の精神が浸透しているんだ」

ナセル・シャドリのゴールがスワンズ戦の逆転劇に繋がったが、ローズはキャプテンのウーゴ・ロリスがチームメイトに呼びかけている言葉を明かしている。

「(12月の)ニューカッスル戦で、相手の途中出場の2選手がゴールに貢献をした。ウーゴ(ロリス)は、交代選手が入ってくると、しっかりと相手を追い回して、ボールを奪い返しゴールに繋げるように準備をしておけって言ってるんだ」

「最初の良い例が、アウェイのパレス戦だった。ナセルが入ってきて、3-1とするダメ押しゴールを決めたんだ。あのデレ・アリのワールドクラスのゴールに続けてね。今日も彼は途中から入ってきてゴールを決め、3ポイント獲得に貢献した。先発で出れなかったら、いつでも出られるように準備をしておかなければいけないんだ。みんなそこは徹底しているよ」