レドナップ スパーズの伝統復古
このエントリーをはてなブックマークに追加 Check 公式ニュース2010年1月14日
昨シーズン途中に指揮官に就任し、トッテナムで初のシーズン開幕を迎えた今季の前半戦を快走したハリー・レドナップ監督は、イングランドの伝統的スタイルの中で劇的なインパクトを残した1950年代のアーサー・ロウ監督下のトッテナムの代名詞となっている『キック・アンド・ラン』を現在のトッテナムが継承していると話す。

前線にロング・キックを放り込み、そこからチャンスを作るという『キック・アンド・ラッシュ』のスタイルがイングランドでは大勢を占めていた中で、パスと流れるようなポジション・チェンジでファンを魅了したトッテナム。そのスタイルを礎にビル・ニコルソン監督時代には常勝軍団となったトッテナムは、現在に至るまで攻撃的で魅力的なフットボールをクラブのスタイルとして受け継いでいる。

その歴史を噛み締め、現在のスパーズがクラブの伝統と一致した形で大輪の花を咲かせている状況にレドナップは、「ベンチから試合を観ながら、我がチームの戦いにうっとりすることもある。見事なパスの繋ぎに、連動する動き。実に惚れ惚れするよ。監督をやっている人間として選手たちがこのようなプレーを魅せてくれると、この上ない恍惚感を得ることができる。良いパフォーマンスをし、次々と勝利を飾る。私は、こんなチームをこれまで指揮したことが無い。トム・ハドルストンやルカ・モドリッチ、ニコ・クラニチャルといったファンタスティックな選手が美しいパスを繋いでいる。こんなチームがまさに私にとっての理想であり、理想的な戦い方としてこれ以外は思い浮かばない。そして、スパーズというチームの伝統的なスタイルが、まさにこれなんだ。我々チームはアーサー・ロウのもとでプッシュ・アンド・ランの起源を作り上げ、パスをして動くという連動を体現した。1950年当時から今日まで月日は流れたが、今も変わらずその伝統が息づいている。パスをして動き、内から外、外から内へポジションを流動的に変えて行くことこそが我々のスタイル。我々はまさに今、動きながら互いにポジションを変え、パスを繋いでいる。観ていて楽しいフットボールを私は堪能しているんだ」と語っている。


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