レドナップ 冬のマーケットを嫌う
このエントリーをはてなブックマークに追加 Check スパーズ関連のメディア報道・その他2010年1月 7日
ポーツマス時代、そして昨年のトッテナムを通算して、過去5年の1月の移籍マーケットで19人の補強を行ってきたハリー・レドナップ監督は、「(1月の移籍マーケットは)大嫌いだ。電話が鳴るのも鬱陶しい。私にとっては好かないフットボールの側面だな。妻の電話以外は、基本的には電話が嫌いなんだよ。彼女だけは別で、その理由はフットボールを知らないからさ。チームが低迷し、残留争いをしているような状態で、補強を断行している時は殺人的に慌しくなる。昨年の今頃のトッテナムがまさにそうで、良い選手の補強が必須だった。しかし、今回は全く状況が異なる」と今回のマーケットでの動きについて語っている。

さらにレドナップは、「過去を振り返れば、私はいつもリーグの下位にいるクラブにいたから、やることがいっぱいあった。今年はリーグの下位では無く、4位とリーグ上位につけている。ここで新たな選手を連れてくる必要はほとんど無い。現時点で、意中の選手は一人もいない。そういったことを考えることすら無いね。トップ4に食い込むために補強すべき選手が果たしているのか、私はそうは思わないよ。センターバックの補強について噂があるようだが、レドリー・キング、マイケル・ドーソン、セバスチャン・バソングよりも優れた選手がいるのかい?さらにジョナサン・ウッドゲイトも復帰に向かっている。デイビット・ジェイムスの名前があがっているようだが、彼は優れたゴールキーパーでありワールドクラスであるとしてもすでに我々には偉大なゴールキーパーがいる。ゴメスはファンタスティックな選手だし、コンディションも極めて良好だ。デイビット・ジェイムスは控えゴールキーパーに甘んじるような選手では無い。イングランド代表としてワールドカップを目指すのであれば、彼にはレギュラーとしてのプレーする必要があるわけだから、獲得の可能性は無い。アーロン・レノンよりも優れた選手がいるか?ワールドカップを控えており、誰がイングランドの右サイドを任されるか。おそらくアーロン・レノンであろうし、またはテオ・ウォルコットかACミランのデイビット・ベッカムかもしれない。左サイドで、ルカ・モドリッチやニコ・クラニチャルよりも優れた選手がいるか?2人共、ファンタスティックな選手であり、世界屈指の選手だ。中盤の真ん中ではウィルソン・パラシオス、トム・ハドルストンが素晴らしいパフォーマンスを見せているし、ジャーメイン・ジェナスは前回のイングランド代表戦に出場している。ストライカー陣も不足の事態も無ければこのままでOKだ。どのポジションにも優れた選手が揃っている。ウェストハム戦ではクラニチャルを温存したが、彼は実に素晴らしいプレーを続けている。あの試合では彼を外してモドリッチを復帰させることを選択した。補強については関心が無いし、あまりそこに期待しない方がいいよ」と、コメント。

昨年末には、トッテナムからの移籍を希望しているとされるMFデイビット・ベントリーとFWロマン・パブリュチェンコについて、適正金額でのオファーがあればそれを認めるとのコメントを発していたレドナップ。その2人に加えて、GKカルロ・クディチーニの離脱したゴールキーパーのポジションや、3人と駒数が手薄なセントラル・ミッドフィルダーのポジションの補強の可能性があると見られるが、いずれも補強後に即先発固定となるような主力級の補強では無いため、レドナップは過去に比べて余裕を持って今月を過すことになりそうだ。