レドナップ ゴメスへの賞賛
公式ニュース2009年10月18日
フラットン・パークでのポーツマス戦に2‐1の勝利を収めたトッテナムのハリー・レドナップ監督は、久しぶりのプレミアリーグ出場となったGKエウレリョ・ゴメスのパフォーマンスを賞賛している。

この日、3度のスーパー・セーブでトッテナムを救ったゴメス。まずは前半、エリア手前の位置からのポーツマスのフリーキックを元トッテナムのDFユネス・カブールが放つと、これがポーツマスの選手に当たりコースが微妙に変化。しかし、すでに横っ飛びに入っていたゴメスは左手一本を伸ばしてこのコースが変わった高速シュートをはじき出している。

相手の先制点を防ぐと、トッテナムはMFニコ・クラニチャルのコーナーからDFレドリー・キングのヘディング、MFジャーメイン・ジェナスのピンポイント・クロスにFWジャーメイン・デフォーが押し込み、前半のうちに2‐0のリード。

後半に入ると、カウンターアタックからFWトニー・スミスがゴメスの頭上を狙ったシュートを放つが、これにも冷静に対応。カブールのオーバーラップで右サイドを攻略され、MFハッセン・イェッダのクロスにファーサイドで待ち構えたMFケビン・プリンス・ボアテンクが合わせたシュートがスパーズのゴールネットを揺らし1点差に追い上げられる。さらにデフォーが、MFアーロン・モコエナへのファールを犯し、さらに倒れたモコエナを踏みつけてしまったために一発レッドカードを受け、トッテナムは以降劣勢に。

数的優位で攻勢にでるポーツマスは、FWアルナ・ディンダンのクロスから、DFベノワ・アスエコトがヘディングでのクリアを試みるも失敗したところにMFハッセン・イェッダがボレーで合わせる。このイェッダの至近距離からのシュートも、ゴメスのスーパーセーブが阻止。

3度のスーパーセーブでトッテナムの勝ち点3を守り抜いたゴメスを讃えるレドナップは、「ゴメスがまったくファンタスティックだった。彼がまだスパーズに来たばかりのころ、(当時ポーツマスのアシスタントコーチ)トニー・アダムスは、『スパーズが世界最高のキーパーを手にした』、と言っていた。トニーはオランダ時代のゴメスのことをよく知っていたんだ。私がトッテナムを引き継いだばかりのころは残念ながら、お世辞にも『世界最高』と言える状況ではなかったが、そこから彼は見違える適応をみせていった。カーリング・カップのプレストン戦で負傷から復帰し、そこでも素晴らしいプレーをみせてくれた。トレーニングでも素晴らしかったよ。カルロをベンチに置く、という決断も難しいものだった。彼もよくやっていたからね。しかし、ゴメスが復調した。チームにとって凄い存在であり、一流の中の一流のゴールキーパーだ」と試合後のインタビューで語っている。




Gomes



前所属クラブであるポーツマスとの戦いの試合展開について振り返るレドナップは、「前半、ポーツマスに決定的なチャンスがあった。ディンダンは決めるべきシュートだったし、ポーツマスにとって最高のチャンスだった。しかし、前半は2‐0で折り返し、あの時点で勝者は明確だと思われた。だが、相手は屈強さをみせた。精神的にも、結束力においても、とても前向きで、そして労をいとわないハードな戦いをしてきた。いつも通り、ファンも選手を後押しし、後半はかなり苦しい戦いとなった。デフォーが退場になったことで、さらに苦境に追い込まれた。最終的には勝利をもぎ取れた。マイケル・ドーソンをセンターバックに投入したが、まさに生き残りを狙った策だった」と語っている。