レドナップ 新加入選手の評価・コメント
公式ニュース2009年9月10日
インターナショナル・ブレイクによるプレミアリーグの一時中断の合間に、トッテナムのハリー・レドナップ監督が夏の移籍マーケットの総括と、トッテナムへの加入が決まった選手についてコメントしている。

夏の移籍マーケットの間にトッテナムが獲得した選手は、DFカイル・ノートン、DFカイル・ウォーカー、FWピーター・クラウチ、DFセバスチャン・バソング、MFニコ・クラニチャル、GKジミー・ウォーカー。一方、MFディディエ・ゾコラ、DFクリス・ガンター、DFジウベルト、FWダレン・ベント、DFユーり・バーチチェ、DFパスカル・シンボンダ、そしてMFケビン・プリンス・ボアテンクらがトッテナムを去っている。


「この夏に、それほど多くの人員入れ替えは必要ないと私は考えていた。我々の選手層にはすでに優れた選手たちがふんだんに整っているとね。人材を抱えすぎることが、戦力に厚みを持たせるどころか問題を生むばかりということも間々ある。チーム戦力は着実に増しており、その点では良い補強ができたと思っているし、戦力のバランスもピッチ上のいたるところで向上している。そしてようやく長期離脱の故障を負っていた選手たちが何人か戻ろうとしている。マイケル・ドーソンやギャレス・ベイル、ジョナサン・ウッドゲイトやジャーメイン・ジェナス。彼らはすぐにコンディションを改善し、復帰への準備を整えてくれれば、チームはさらに強くなるだろう」


ニコ・クラニチャル

「我々が、獲得に動いた選手は1‐2人。そして、逆に我々が獲得の打診を受けたのも1‐2人。我々が獲得を狙った選手は、結果的に獲得ができたし、放出した選手についても申し分ない取引だった。移籍マーケットの最後の数日でニコ・クラニチャルの獲得に我々は乗り出したが、これも獲得できた。ニコの獲得は常に私の念頭にあった。ルカ・モドリッチの負傷は無関係にね。もちろんポーツマス時代からニコのことは知っているし、才能に恵まれた素晴らしい選手だ。契約期間も最終年になっており、他のプレミアリーグのクラブも彼を狙っていることは分かっていたが、彼を獲得できたことはチームにとってこの上ないプラスになると私は思ったのだ。彼は自分の役割を判断してプレーができ、ボールの扱いにおいては超一級。複数のポジションをこなし、まだまだこれから成長する伸びシロを持った真のトッププレーヤーであると私は考えている」


ジミー・ウォーカー

「ジミー・ウォーカーとの契約も、ゴールキーパーの陣容安定化に一役買っている。ジミーはプロ意識が強く、いくつかのクラブでそれを証明してきた。私は彼のことを良く知っているし、彼がウォールソールでプレーしていた時から常に一目置いていた存在だ。あの当時は、プレミアリーグ外では最高のゴールキーパーであったと思っているし、その彼と契約できたことは実に喜ばしいことだよ。その人間性も魅力的だ。エウレリョ・ゴメス、カルロ・クディチーニの2人の才能あるゴールキーパーを揃えているだけでも十分に幸せなのだが、その控えとしての役割をしっかりと彼が務めてくれるはずだ」


カイル・ノートン&カイル・ウォーカー

「移籍マーケットの序盤にシェフィールド・ユナイテッドから獲得した2人には、素晴らしい未来が待っていると私は信じている。カイル・ノートンはすでにチームに加わり、試合を通じて学んでいる状況だが、彼のチャンスもそのうち訪れるだろう。まだまだキャリアは浅いが、私は彼がいつの日かイングランド代表のサイドバックとなると考えている。すでにU‐21代表では定着しており、今後がますます期待される。彼の適正ポジションは右サイドバックだと思うが、どのポジションでも役割を果たすことができるだろうし、期待を裏切ったりはしないはず。未完の大器と呼べる逸材だ。そしてカイル・ウォーカーは、経験を積むべく、ローンでシェフィールド・ユナイテッドに戻っているが、来シーズンには改めて我々のもとに加わるだろう。彼の持ち味は脅威のスピード。そして、彼もまたトップレベルの選手になると信じている。我々のチーフ・スカウトであるイアン・ブルームフィールドが先週、彼のプレーを視察に行ったが、私も我々の試合がシェフィールド・ユナイテッドと重ならないときに彼を観にいきたいと願っている」


ピーター・クラウチ

「ピーター・クラウチは、加入してから立派に振舞っている。確かに、現状は彼にとって望ましいものではないだろう。せっかく加入したのに、ここまで数試合は先発出場のチャンスが回ってきていない。それでも、ベンチからピッチに入った際には、ファンタスティックなプレーを披露している。横柄な振る舞いは決してしないだけに、彼には申し訳ない気持ちすら沸いてくる。練習も熱心にやってくれているし、ドレッシング・ルームでの雰囲気も良好。チームの一員として、無くてはならない存在になっている。クラウチーは、プロ意識の高い人気者である理由を自らの振る舞いで証明しているね。その一生懸命の姿勢は立派。バーミンガム戦で試合を激変させたのは彼だと思っているし、本当に素晴らしいパフォーマンスだった。彼のチャンスはすぐに訪れる。その時こそ、彼の恐ろしさを如何なく発揮するときだ」


セバスチャン・バソング

「マイケル・ドーソンとジョナサン・ウッドゲイトの離脱に直面した時、セバスチャン・バソングが加入した。それから彼はすでにチームへの大貢献をしている。新たな選手の加入が必要なポジションであったし、新加入にも関わらず、リーグ4試合、カップ1試合の計5試合にすでに出場して見事なパフォーマンスをみせてくれた。これ以上、彼に求めることはできないくらいのね。いつも笑顔で、練習への姿勢も真面目。良い選手であり、素晴らしい青年だ」