ノートン とんとん拍子に夢の移籍へ
公式ニュース2009年7月26日
先週スパーズへの移籍を決めたU‐21イングランド代表DFカイル・ノートンは、移籍元であるシェフィールド・ユナイテッドでの躍進のシーズンからいっきにプレミアリーグに新天地を求めることになった経緯を明かしている。

カイル・ウォーカーとともにシェフィールド・ユナイテッドからスパーズに加入したノートンは、昨シーズンの開幕後の8月にブレイズの一軍でデビュー。そこからブレイズがチャンピオンシップのプレーオフに進むにあたって大きな役割を果たしたノートンは、クラブの年間最優秀若手賞とチャンピオンシップのPFA年間ベスト・イレブンに選出されている。

そして、スパーズへの移籍を決めるまで、1年間ですべてが順風満帆に進んだ経緯を振り返るノートンは、「自分の抱いていた夢の領域を遥かに超えた現実が、恐ろしいスピードで実現しているんだ。シェフィールド・ユナイテッドでも、あんなに早く出場の機会が得られるなんて思っていなかったし、それを達成した最初のシーズンは本当にあっという間に過ぎていった。そして今、僕はスパーズに加入し、同じようにプレミアリーグの舞台で自分の力を最大限に発揮し、活躍できる日が待ちきれない気持ちでいる。僕はシェフィールド・ユナイテッドのファンで、グラウンドからも10分の距離のところに住んでいた。これまでだって、あのクラブ以外でプレーしたことはないし、それだけにクラブを離れるのは辛かった。でも、加入したクラブがスパーズのようなビッグクラブだから、とても興奮を覚えているよ。友達や家族とは離れ離れになってしまうけど、僕にとっては大いなる前進となる移籍だし、気持ち面でも準備はできている」と語っている。

昨シーズンにチャンピオンシップで大暴れしたノートンだが、プロの舞台でのデビューはさらに半年前の2008年1月。ローン先のスコットランド・プレミアリーグ、グレトナでのプレー経験に遡ることになる。財務的困窮状態に陥っていたこともあって、歴史的低迷によりリーグ最下位に沈んでいたグレトナでの在籍経験を振り返るノートンは、「スコットランドでプレーしたことで多くのことを学んだ。グレトナは、あのときいろいろ運営上の問題を抱えていて、そういった問題のおかげもあって、僕自身はシェフィールド・ユナイテッドの一軍で早くデビューすることができたと思っている。もしもグレトナに移籍していなかったら、今ここにもいなかったと思う。だから、この移籍は考えられるなかで最高の移籍だと思っているよ。その後は、すべてがとんとん拍子に進んでいった。いつも、次はどんなステップアップができるのかを描き続けてたよ。すべてが順調すぎるほどさ。この気持ちを言葉にするのは難しいね」とコメントしている。

続けて、ノートンとともにブラモール・レーンよりホワイトハート・レーンに活躍の場を移したU‐19イングランド代表DFカイル・ウォーカーは、一軍デビューした昨シーズンにブレイズで7試合に出場と、経験面では決して豊富とは言えない段階でのスパーズ移籍となっている。この同僚の移籍についてノートンは、「カイルは素晴らしい選手だよ。強くて早くい。そして、ユナイテッドで試合にも出場している。チームのなかでは最優秀選手だったと言ってもいい。彼にあまり過度のプレッシャーを掛けるつもりはないけど、彼は将来が期待される逸材だ。きっとここでも活躍してくれるだろう」と説明している。