/【ユベントス対スパーズ】マウリシオ・ポチェッティーノの試合後の記者会見

【ユベントス対スパーズ】マウリシオ・ポチェッティーノの試合後の記者会見

 

ポチェッティーノの記者会見:主導権を握ったユベントス戦、エリクセン、ライアン・メイソン、その他…。敵地で2-2の勝利を飾ったユベントス戦のあとのマウリシオ・ポチェッティーノのコメント全文。

 

開始7分ほどで2-0とされた時のあなたの心境は?

それはもう気分が悪かったね。あんな状況を願っている者などいないさ。おそらく最初のゴールはオフサイドだったが、そのことに不満を言いたくはない。しかし、試合の立ち上がりに失点を喫してしまうのはちょっとお粗末だったね。2失点を許したが、我々は試合の開始から手堅くいかないといけないよ。

7分を経過してPKで2-0とされた。相手は経験豊富な選手が揃ったユベントス。そこから新たな試合が始まったんだ。我々の気持ちが解き放たれた瞬間だったね。そう、何も失うものはない。そこからチームはここ数試合で見せていたような本来のパフォーマンスを再現し始めたんだ。

この試合について語る時、私はとても誇らしく感じている。我々はここ3シーズンで2度もファイナルに進んだ、ピッチ上での見事なまでの経験を持ったチームを相手に素晴らしい個性を発揮した。我々はこの大会を戦う若いチームだ。今夜のようなパフォーマンスを見せることができれば、誇らしいことさ。みんなファンタスティックだった。私は選手たちを祝福したいね。

 

トリノでユベントスを相手に70%のポゼションを記録したのはあっぱれか?

どれほど我々が優れているかを示しているし、もちろん我々のエネルギーはファンタスティックだった。我々の方が準備期間が1日短かったという点も大きい。我々は土曜日に試合があって、ユベントスは金曜だった。このような大会でのこの1日の差は大きいよ。ここにたどり着くまでにユナイテッド、リバプール、そして土曜日にアーセナルとのダービーを戦った。ダービーはとても感情的で、より多くのエネルギーを使う。今日、私はチームをただただ称えたい。エネルギーはアメージングだったし、選手たちを大いに祝福するよ。パフォーマンスはファンタスティックだったが、エネルギーはアメージングだった。2-0でリードを許した状況から、これだけのことをやってのけるには相当なエネルギーが必要だからね。

 

チームの成熟を見た?

その通りだね。ここ数週間でチームはさらに成熟したと我々は話しているんだ。我々は経験を積んでいるが、このような大会でユベントスと戦うような経験ではない。試合の入り方は悪かったが、チャンピオンズリーグでも戦っていくに十分な成熟度を我々は見せることができた。

チームは素晴らしい個性を発揮した。我々にとって4シーズン目となるが、いつもいろんな点を改善してきた。このような経験は、大きなタイトルを争うために必要な最後の一歩、必要なところだ。

 

滅多に失点をしないチームからの2得点の喜びと、あのような2失点への不満でどちらが大きい?

どちらも大きいね。我々のスタートは良くなかったが、あれだけの経験を持ったチームから2ゴールを決めたんだ。簡単なことじゃないよ。もちろん、ポゼションは優先だったし、ユベントスから主導権を奪い、相手を自陣深くに追い込んだ。相手はトランジションからカウンターアタックでチャンスを作ろうとしたのみだ。チームはとても集中していたと思う。たった7分。あの7分はコントロールするのが困難だったが、その後の83分は我々がユベントスから主導権を奪った。称賛に値することだよ。ここであのようにユベントスから主導権を握れるチームは多くないからね。

 

セカンド・レグはどうなると予想する?それとイタリアでのあなたはとても幸せそうだが?

まず何より、私はこの対戦カードがオープンで、ウェンブリーでセカンド・レグを戦えることを嬉しく思うよ。その雰囲気は最高だろうね。その試合での我々のファンはファンタスティックだろうね。あと90分でクウォーター・ファイナルに到達できるんだ。今日の結果とパフォーマンスはファンタスティックだったと思うよ。

2つ目の質問だが、ありがとう。ここが我が家のように感じるよ。私はアルゼンチンからやってきたが、ここが我が家のように感じるのは本当なんだ。私の文化も習慣も、私はアルゼンチン人だが、アルゼンチンとイタリアなんだ。ここがルーツでもあるんだよ。今日はとてもいい気分だ。ここで皆さんに会えて、とても心地よいね。ここでの時間を堪能させてもらったよ。

 

 

ファンがライアン・メイソンの歌を歌っていたが?

ここ数日、彼はトレーニング・グラウンドに来ていたんだ。コーチング・スタッフとライアン、そしてジョン・マクダーモット(育成担当コーチ)と話をしていたんだよ。

(メイソンの引退は)とても悲しいニュースだが、同時に彼や彼の家族の未来の扉は開いている。26歳だが、素晴らしい人間で、優れたフットボール・ブレインを持っている。

選手としても大いに成功をしたし、これから彼がやりたいことであればなんでも大きな成功をつかめるはずだ。我々がトッテナムに来た時、彼の存在によって大いにその方向性を決定づけてくれたわけだし、私にとって彼は特別な選手なんだ。

これからもライアンは私にとって特別な存在であり続ける。そしてもちろん、我々が彼を支えるための扉も開かれている。私自身もそうだし、コーチングスタッフもね。私は彼を愛しているし、レイチェル(メイソンのガールフレンド)やジョージ(メイソンの息子)、そして彼の家族全員を愛している。心配ご無用だよライアン。ピッチを離れても君は成功を掴める男だ!まったく心配はない。

 

今夜のクリスチャン・エリクセンは?

クリスチャンにとってアメージングな試合だったと思う。大活躍だったね。ファンタスティックだったよ。私とともにすごした数年間、クリスチャンは常に我々にとって重要な選手だ。常に成長を続けているし、我々の哲学を代弁してくれるタイプの選手だね。チームをつなぎ合わせてくれる選手で、今日の彼はファンタスティックだった。チームは素晴らしかったが、彼はファンタスティックだったよ。

 

ライアン・メイソンをスパーズ・デビューさせたのはあなただが、それもあなたにとって彼が特別な存在である理由か?

我々が彼をどのように評価したかを私はハッキリと思えている。初日、彼はジムで座っていた。頭を下に向けて悲しそうにしていたんだ。そこで私はヘスス(アシスタント・コーチのヘスス・ペレス)に「この青年は誰だ?」と聞いた。そしたら「ライアン・メイソンだ。過去5シーズンをローン先で過ごしたが、負傷によってスパーズでは一度もプレーしていない」と答えが来た。

最初は、彼がトレーニング・セッションをこなすのに苦労していたね。我々のセッションはとてもタフなんだ。(プレシーズンに)アメリカに発ち、空港で彼に会って30分ほど共に過ごした。ヘススに言ったんだ。「あぁ、ライアンは魅力的だね。彼のプレーがどうなのかは知らないが、この男が好きになったよ!」ってね。

最初の試合はシアトル(サウンダーズ)だった。彼はすべてを理解していたよ。数度のトレーニング・セッションで、彼はすべてを理解していた。他の選手なら1年かかることを彼は理解していたんだ。戦術や動き方、コンセプトをね。我々にはとても優れた選手がいる、と私は言ったよ。トレーニングで彼は素晴らしいクオリティを見せ始めたんだ。

彼をアーセナル戦に出場させることを決めた時、ジョン・マクダーモットに我々は言ったんだ。「お前にも責任があるからな!お前が彼ならそのプレッシャーに耐えられると考えたんだ」

そしたらジョン・マクダーモットは言い返してきたよ。「イエス、もちろんだ。彼に出場機会を与えれば、彼のベストのプレーを見せてくれるさ」ってね。

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