ポチェッティーノ監督の記者会見:アルデルヴァイレルト、ロリス、ワニアマ、ラメラの負傷について他

クリスタルパレスとの試合を週末に控えた金曜日にトッテナム・ホットスパーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が臨んだ記者会見でのインタビューの全文。

 

 

❏トビー・アルデルヴェイレルトとウーゴ・ロリスの状態は?

 

2人ともまだ何とも言えないね。今日の午後にスキャン検査をする予定だ。明日になればもっとはっきりするのは確かだ。

今日のところはどうだかわからない。推測はできるがスキャン検査と医師の診断の結果を待たなければいけないと思うよ。

 

❏ハリー・ケインのハムストリングの試合後の様子は?

彼は大丈夫だ。良い感触だよ。もう大丈夫だ。我々にとって良いニュースだね。

 

❏エリク・ラメラは日曜に間に合うか?

いいや、まだダメだね。

 

Mauricio Pochettino looks on during training

 

❏レアル・マドリー戦の最高の結果から選手たちをどう落ち着かせる?

集中しなければならない。試合の結果をモチベーションにして自信を築かなければいけない。だが、今はハードワークをして、日曜に良い結果を残さなければと分っている。水曜と日曜の連戦日程は大変だよ。多大な努力をしなければね。

準備OKでなければ。とてもタフな試合になるだろう。クリスタルパレスはとても良いチームだ。シーズンの開幕当初は多少苦しんだが、監督を変えた。ロイ・ホジソンが良い監督だと言うのは誰もが知っている。イングランド代表監督時代から彼と我々はとても良い関係を築いている。彼の作るチームはいつも良く組織されている。とても厳しい試合になるだろう。

勝ちに行くためには多くのエネルギーを掛けなければいけないだろうね。クリスタルパレス戦は我々にとって良い機会だよ。このチャレンジに集中して、レアル・マドリー戦のことは忘れ、次なる決勝戦だと考えるんだ。マンチェスター・ユナイッド戦の敗戦の後だからね。プレミアリーグで再び勝利をあげることはとても大切なことなんだ。

 

❏過信せずに挑めるように精神力が試めされる?

選手や私たちがそのように感じているとは思わないよ。フットボールでは地に足をつけていることがとても大事だ。どんな試合でもとても大切だしタフなものだ。こういう試合は、リラックスしていては戦えないよ。選手たちはわかっている。もちろん結果には満足している。だが日曜の試合では、3ポイント獲得することがとても大事だ。そのためにはファイトしてベストを尽くさなければ。パフォーマンスに集中することが非常に大切だ。

 

マウリシオ・ポチェッティーノとジネディーヌ・ジダン

 

❏マルカ紙はスパーズを「欧州で実績がない2流のクラブ」と評したが?

私はメディアが何を言うか、何を書くかについては話しをしない主義だ。スペインの新聞でも誰でも好きなように書けばいいよ。私はそれについて批判はしない。気にしないだけさ。私にとってレアル戦での結果は過去のことだ。我々はチャンピオンズリーグで次のステージに進んだのだ。この大会に臨むに当たっての目標だった。

非常に大きな成果だよ。まだ2試合残っている。昨シーズンはチャンピオンズリーグのグループ・ステージで敗退してとても落胆した。今回はチームにとって大きなステップアップだ。他人の意見を気にしないと言う意味ではないよ。それを気に病むことはないということだ。誰もが自分の意見を持っていいものだからね。

 

❏長期的にはデレ・アリのポジションはどうなるのか?

彼がピッチにいるときは、皆、私と同じように感じるだろう。彼はゴールキーパーとかストライカーのような特別なポジションじゃない。攻撃的ミッドフィルダーだよ、当然。ストライカーよりも多くボックス内にいる時もあるが、位置を下げてもっと深いところでもプレーできる。2人か3人の他のミッドフィールダーと組んで、ホールディング・ミッドフィールダーとしてね。

彼はピッチ上のいろいろな位置でプレーできる。左でも右でもね。当たり前だけどセンターバックやフルバック、ウィングバックやゴールキーパーだとは思わない。しかし、複数ポジションをこなせるんだ。彼のような選手がチームにいるのは素晴らしいね。異なる位置から自分のゲームを作っていけるんだ。

 

先制ゴールをきーたん・トリッピアと喜ぶデレ・アリ

 

❏キーラン・トリッピアには感嘆したか?

複数選手が競争しあうのはチームにとって良いことだよ。今はとてもタフな競争になっており、チーム内でポジションを競うためには体調万全で正しい心構えが必要になっているからね。

我々は彼に大満足しているよ。バーンリーからここにやって来た頃の彼は、ポジション争いをするには謙虚すぎた。2年が経って、彼はチャンピオンズリーグでレアル・マドリーを相手に戦っている。みんなとても誇りに思っているよ。彼の上達ぶりはデレ・アリやハリー・ケインやそのほかの選手たちと同様に凄いものだ。彼がそれを成し遂げたんだ。日々、ハードワークをして、日々、向上してきたんだよ。それが彼の凄いところだよ。

 

❏ハリー・ウィンクスはどこまで上達する?

同じだね。彼次第だよ。今、地に足をつけていられるかは彼次第だ。精神力と上達したいという気持ちが重要だよ。我々は多くの選手を育てようと努力をしている。でも、これで十分ということはない。フットボールでは十分ということがないんだ。もっと上手くできる、良くなろうと努力しなければ。40歳になっても同じだよ。ブッフォンみたいにね。その気があれば向上していける。

若いプレーヤーたちのメンタリティをチーム内で落ち着かせていられれば、不可能はないよ。でも、今は地に足をつけていることが大事だと思うね。「よし、このレベルには達した。だが、今度はもっと上手くなろう」とね。彼の特性も可能性も非常に大きなものだ。(昨シーズンの主戦場だった)U-23でも、今回のレアル・マドリー戦でも、彼のメンタリティはいつでも勝利のために良いパフォーマンスをすることにある。キャリアを通してそういう感覚を持つことが大事なんだ。

 

 

❏今週末のリーグ日程を見て、ギャップを詰められると思うか?

毎試合が鍵になってくる。もちろんこの試合もとても大きなものだ。レアル・マドリー戦の後、コーチング・スタッフともども監督室にいた。ファンタスティックな勝利だったが、我々は次の試合のプランに取り掛かっていたんだ。次の試合だけじゃない。アーセナル戦やそのあと向かえる全ての試合についてもね。

ギャップを詰めることはとても重要だ。マンチェスター・ユナイテッド戦はあんな風に負けてしまって非常に辛いものだったよ。だが、ああいうことはフットボールでは時として起こる。レアル・マドリーに勝利し、チャンピオンズリーグで次のステージに進んだ今、大事なのはクリスタルパレス戦に集中することだ。パレスとの試合はレアル・マドリー戦と同様の価値があるよ。

 

 

ペップ・グアルディオラ 

 

❏マンチェスター・シティが逃げ切るか、という話題は早すぎる?

もちろんマンチェスター・シティは良くやっていると言わなければ。今、プレミアリーグでもチャンピオンズリーグでも信じられないほどのパフォーマンスを見せている。現在、ヨーロッパの中で最も好調の波に乗っているチームだね。

先は長い。やるべきことは、シーズンを通してその好調を維持し安定した戦いをすることだ。彼らは今その素晴らしい資質を示しているし、欧州でもベストのチームだ。

 

 

❏ビクター・ワニアマの最新情報は?

上手く行っているよ。日々良くなっている。良いことだね。昨日は1人でトレーニングした。まだチームと一緒ではないんだが、スポーツ科学担当と療法士とは一緒だ。状態は良かった。膝の反応は良かったよ。どんどん良くなっているね。直ぐにチームに貢献できるかは様子をみてみないとどうだろうね。

 

❏年内には復帰できそうか?

分からない。予想もできないね。ラメラと同じだ。彼自身が、「膝は大丈夫、もう一度ピッチに戻ろう」と感じなければね。

 

❏ラメラは、今となっては精神的なもののほうが大きいか?

いいや、精神的なものではない。彼の問題は負傷そのものだったし、今もそうだ。彼も復帰は近いと思うよ。おそらく代表戦ウィークの後には出場可能になると期待している。そこまで来ているんだ。日曜には難しいけど、おそらく2週間後ならチームに復帰できるかもしれない。