/マウリシオ・ポチェッティーノ、FAカップのスウォンジー戦に向けた記者会見(動画付)

マウリシオ・ポチェッティーノ、FAカップのスウォンジー戦に向けた記者会見(動画付)

 

ポチェッティーノの記者会見:スウォンジー、ケイン、アルデルヴァイレルト、ハリー・ウィンクス他。FAカップのクウォーター・ファイナル、アウェイのスウォンジー戦に向けた記者会見でのマウリシオ・ポチェッティーノの全コメント。

 

ハリー・ケインの負傷の診断結果を受けての反応は?

ノー、本人はとても前向きだよ。あの試合後も彼は前向きだった。彼の性格はいつも楽観的なんだ。彼は前向きだし、今はできるだけ早い復帰を目指して回復に専念しているよ。

 

ハリーは何度もスパーズを救ってきた。パレス戦のように。彼の穴を埋められるか?

世界でも最高のストライカーの1人について話しをしている。他に比類なき選手だ。もちろん、チームには他の個性が揃っている。組織として力や技術を発揮することが、勝利や敗北においてモノを言う。もちろん、ハリーの離脱は惜しまれる。紛れもなく最高の選手だからね。しかしそれでも、我々は冷静で落ち着いている。我々にはそれでも勝利のために必要なクオリティが揃っているからね。ハリーがこれから数週間離脱するから同じメンタリティを維持できず、彼抜きでは試合に勝てなかったなんて言い訳はできないよ。

 

代役はフェルナンド・ジョレンテか?ソンやラメラか?

そのポジションができる何人かの選手がいると思う。デレ・アリ、ラメラ、ソン、ジョレンテ、ルーカス・モウラ。私にとって最も大切なのは、相手が異なる戦術を使うなかでどの試合でも同じように勝利を目指して戦うことだ。しかし、それでも我々のクオリティや代役を務める戦力が十分だと思う。ハリーがいない期間、どの試合でも最善を尽くせるように私が正しい選手起用をしなければならないね。

 

今シーズン中にハリーは戻ってくる?

イエス、もちろんだ。

 

 

ワールドカップには万全の状態になるか?

彼は我々と同様に集中しているし、できるだけ早く負傷から復帰してもらおうと我々は彼を支えることに専念しているよ。それがファーストステップだ。まずは負傷を完全に癒やすこと。その後に、復帰に向けたプロセスに入り、フィットネスを取り戻す。2〜3週間になるか、どうだろうね。日々、毎週、状態を見守っていく。トレーニングでフィットさせていくだけでなく、これまでの選手たちと同じように戦える状態にしていくよ。

 

ギャレス・サウスゲイト(イングランド代表監督)と話したか?

ノー、ノー。彼から電話はないね。

 

このFAカップの一戦はとても重要になるのでは?

もちろん、どの試合もとても重要だ。ボーンマス戦も我々のリーグ順位を維持するためにとても重要だった。ユベントス戦もとても重要な試合だったし、この試合もとても重要な試合になる。タイトルを争うことができる唯一の選択肢だ。FAカップは、プレミアリーグとともにこれから我々が専念する大会になる。我々はこの2つの大会だけしかないからね。我々にとってとても重要な試合であり、相手にとっても同じだ。

 

 

スパーズにはタイトルが必要だとの声があるが、あなたもそう思う?

もちろん、トロフィーを勝ち獲りたいが、それは私だけじゃない。我々のファンだってそうだし、もちろん選手たちもそうだ。私自身のためだけにタイトルを積み重ねていきたいとは思ってはいないんだ。もちろん、フットボールは勝利こそがすべてだが、その獲り方もまた重要だ。それが私の考え方だ。我々が進めているプロセス、クラブが進めているプロジェクトはファンタスティックだ。そこにいくらかの運が必要になる。タイトルが獲れるかどうかを分ける、コントロールできない要素としてね。私は、我々チームならばもっとタイトルを狙えると思っている。このまま行けば、その時は訪れる。必ず、必ずね。

 

そのような周りからの声にはフラストレーションを感じる?

どの意見でもリスペクトしないとね。ここ数年のトッテナムが素晴らしいクオリティを見せ、優れたフットボールを披露し、観る者を魅了してきたからこそ、そういった意見があがってくるんだよ。我々のファンだけじゃなく、他のチームのファンも我々のことを残念に思ってるんだ。アーセナルのファンは違うだろうけどね。フットボールをよく理解している人は、このプロジェクトがとてもエキサイティングなものだと分かっている。我々はトロフィーをお金で買おうとはしていないし、トロフィーを獲るに相応しいクラブになるとうしているからだ。だから、フラストレーションを感じる人がいるんだろうね。我々が獲れていないトロフィーを、獲得するに相応しいと思っている人の声だ。今、そのプロセスの途中なんだよ。

 

選手たちはプレッシャーを感じている?

選手たちはハッピーだよ。人生で最悪なことは、よそと比べることだ。トッテナムはトッテナムと比べなければいけない。選手たちは自分たちのやっていることを大いに誇りに思わなければ。クラブの全員が同じだ。現実を知って誇りを感じるべきだね。我々のここ数シーズンの戦いぶりは誇りに思うべきものなんだ。

 

カルロス・カルバリャルのスウォンジーでの功績には驚かされたか?

いいや、驚きではないね。もちろんスウォンジーには良い選手たちがいる。そういう選手たちの良さを上手く引き出す方法を見つけたら、それは称賛に値するよ。彼はそういうチームの原動力に変化を与えるポイントを見つけたんだ。私には驚きではない。今日のフットボールでは人々を驚かすのは簡単じゃない。でも、彼が偉大な仕事をしているのは確かだ。彼の選手もスタッフもね。

 

ハリーはチェルシー戦に間に合うか?

どの選手も同じだね。あらゆる情報が記事になる。現実はまた別のものだ。彼は松葉杖と保護ブーツを使っている。日々、状態を見守らなければいけないし、彼の足首の具合を診ていくよ。できるだけ早く回復してもらいたい。ここにいる専門家たちは彼の回復に集中している。

チーム練習に参加できる日は特定できないよ。まずそれがファーストステップだね。セカンドステップはフィットネスを取り戻すこと。確かに長期の故障ではないし、調子を維持しやすい。怪我の問題が解決すれば、比較的早くに体調を戻しやすいね。彼はとてもポジティブだし、我々もハッピーさ。選手がポジティブなら、いつも我々にとっても助かるよ。可能な限り直ぐに実戦に戻れると信じられるからね。

 

 

これで3度目の似たような負傷になるがハリーを守る方法は?

ノー。彼は戦士だからね。チームのためにゴールを決めようと、彼は危険な状況であっても足を突っ込んだ。サンダーランド戦、ミルウォール戦、そして今回。彼は勇敢なんだ。他の選手であれば、「危険だったので避けた」と言うような場面かも知れないね。しかし、彼は選手であり、それが彼の生き様なんだ。だからこそハリー・ケインはハリー・ケインなんだよ。違うか?

 

チェルシー戦でハリーがいれば心理的アドバンテージになる?

フットボールは組織のメンタリティであり組織の力が問われるものだ。最高のストライカーがいれば、チームはより強くなる。ハリー・ケインがいなければ、我々は勝つための方法を見つけなければならない。チームはこれまでも勝てることを証明してきた。もちろん、ピッチに1人や2人の選手を立たせることができなかったからといって、私にとっては言い訳にできないけどね。私のメンタリティは常に勝利に向かっている。U-21の選手だろうと、シニアの選手だろうとね。私にとって最もパワフルなのは、勝てると信じることなんだ。より優れた選手、クオリティのある選手がいれば、確かに勝利に近づける。このチームのどの選手にも試合に出るだけの力はあるよ。それだけのリスペクトを受けるべき選手たちだ。我々のチーム戦力であれば、どの選手だってプレーできるさ。

 

スウォンジーは1960年代以来となるFAカップのクウォーター・ファイナルだが?

もちろん、素晴らしい雰囲気になると予想しているよ。スウォンジーはセミファイナルを目指してモチベーションを高めてくるだろうし、我々も同じだ。タフな試合になるだろう。ロッチデールやニューポートとの試合がどうなったかを振り返れば分かるよ。もちろん、プレミアリーグとは違った戦いになるだろう。彼らのモチベーションは高く、当然、タフな試合になるはずさ。

 

前回のスウォンジー戦ではハリーが先発せず、ジョレンテがゴールを決めた。起用を前向きに考えている?

私はいつも前向きだよ。いつもね。もちろん選手たちのことに気を配っている。あなた方が知っていることは私も知っている。私は常に前向きだし、我々は勝つために敵地に乗り込むし、そのためのチームを編成する。クラブをセミファイナルに導くためにね。

 

カルバリャルも前向きな男だが、尊敬している?

イエス、彼は前向きだね。もちろん、彼は就任してから素晴らしい仕事をしている。エキサイティングな試合になるだろうし、セミファイナル進出のチャンスだ。だからこそ、我々は相手よりも優れた、ゴールを決められるチームで挑む必要がある。我々の気持ちにある目標はそれだよ。

 

 

ソン・フンミンとキ・ソンヨンの韓国代表対決に注目が集まるが、ソンの上達ぶりに喜びはひとしおか?

ファンタスティックなシーズンを送っているね。ここに来てからの彼のベストなシーズンだと思うよ。よくやっているし、チームを助けてくれている。ファンタスティックだ。彼はハッピーだし、我々もハッピーだ。

 

2018年はまだ1度しか負けておらず、プレミアリーグでは最も勝ち点を稼いでいるが手応え十分?

イエス。前にも言ったが、誇らしく感じているよ。選手たちもその功績を誇りに感じているはずだ。とてもエキサイティングなプロジェクトであり、他には無いものだ。まったくもって唯一無二なね。皆さんは何でも比べたがるのは理解している。すべてを同じ状況に置き換えて比べるんだ。しかし、我々はプロなんだ。フットボールに携わる人間は、我々のプロジェクトを他には無いものと見なしている。優れているとか劣っているとかではなく、他とは違うんだ。

 

トビー・アルデルヴァイレルトはトレーニングに復帰した?

イエス、火曜日にチーム練習に合流したよ。

 

土曜日の試合には出場できる?

様子見だね。決定待ちだ。私は、スウォンジー遠征に帯同させるかどうかをまだ決めていないよ。

 

 

苦しい時期を過ごしているハリー・ウィンクスはどんな状況だ?

イエス。本来の感触を取り戻せていないので、彼はタフな時間が続いている。完璧な感触を取り戻せるように我々は彼を支えているよ。彼も頑張っているし、我々も尽力しているが、少し残念な状況だ。しかし、この問題を我々は克服すると思う。もちろん、今の彼は最高の状況ではない。しかし、コーチングスタッフの力添えによって、この問題が起こる以前の感触を彼が取り戻せるように努めていくよ。

 

まだ足首に痛みが残り、自信が取り戻せていない?

両方だ。自信だけではない。足首にも本人が説明できないような違和感が残っている。