ウェンブリーでの試合で、多くの時間帯で主導権を握り、チェルシーの9本に対してスパーズは18本のシュートを放ち、ポゼションが67.5%だったことで、より良い結果が相応しかったとの見方に反論する者はほとんどいないだろう。

しかし、マルコス・アロンソが24分に直接フリーキックをゴール右上に突き刺し、チェルシーに先制ゴールをもたらすと、圧倒的攻勢に出るスパーズが82分にクリスチャン・エリクセンのフリーキックからミヒー・バチュアイのオウンゴールを誘発して同点に追いつく。しかし、その88分にアロンソが再びゴールネットを揺らしている。

 

「私はとてもがっかりしているが、同時にハッピーだ。我々のパフォーマンスは良かったからね」

「我々のファンもいつも通りファンタスティックだったし、彼らのことを考えると残念だし、我々チームのことを考えると残念だ。もっと良い結果が相応しいと思うよ。我々はチェルシーよりもかなり良いプレーをしていたし、だからこそ私はがっかりしている。それでもハッピーなんだ。このような戦い方ができていれば、これから多くの試合に勝利できるだろう」

「チェルシーは冷静沈着だった。重要な時間にゴールを決め、我々が作り出したチャンスは、ことごとくゴールできなかった。それがこの試合のポイントだ」

 

ウェンブリーで結果が出せないスパーズ、という呪縛について、マウリシオはこれまで通り、次のように答える。

「その話題はやめにしないか。それで我々にこれ以上何ができる?」

「今回の我々はファンタスティックなパフォーマンスだったし、我々は思う存分に戦えていたが、これから多くの試合に勝ち続けることで、周りの見方を変えていくしか無いよ」