ポチェッティーノの記者会見:選手たちへの契約更新オファー、トビー・アルデルヴァイレルトについて、他。アウェイでのストーク戦に向けた記者会見でのマウリシオ・ポチェッティーノの全コメント。

 

 

ハリー・ケインの調子はどうか?体調を維持し、40ゴールを狙っている?

チェルシー戦で20分近くプレーしたし大丈夫だよ。今週もハードワークしてるし、良好だ。体調は戻ってきている。いや、今日この会見の後、もう一回トレーニング・セッションで見る必要があるな。とても良くなっているし、もちろん期待はゴールを決めてくれることだ。みなさんも知っているように、彼はチームが目指すところに到達できるよう全力を尽くすと言う確固たる覚悟があるからね。もちろん彼は常にゴールに飢えているよ。

 

40ゴールは現実的な目標か?

いやいや、分からないよ。可能か否かにかかわらず本人は良い感触をもっているね。だがハリー・ケインのようなタイプの選手に関しては、どんなことでもあり得る。

 

チェルシー戦で勝利を飾った今、良いムードになる要素は?

勝利を得たその瞬間はファンタスティックだったね。もちろん大いに祝ったよ。だがその翌日には全員が休みをとって、それからストーク戦に集中するんだ。とてもタフな試合になるよ。カギはどれだけ集中できるか、この大きな戦いに向けてどれだけ準備できるかに懸かっているね。相手は残留を懸けてプレーするんだ。

勝利はいつも良いものだね。あの試合はダービーだったし、スタンフォード・ブリッジで28年ぶりに再び勝利の美酒を味わうのは、ファンにとっても大いに意味深いものだ。誰もがファンタスティックだと感じたよ。だが、監督としても、コーチング・スタッフや選手たちにとっても、この栄光に酔いしれている暇はそれほどない。それは危険なことだ。余り余韻に浸りすぎると次の試合の準備時間が足りなくなる。次の試合に臨む時には準備万端でなければね。

 

 

残り7試合だが、ストーク戦からマンチェスター・ユナイテッドに追いつく自信は得られる?

それは当然とても大事なことだ。3ポイントがとても大きなものになる。押し続けなければ難しいことになるね。時として大きな勝利の後では、人間たるもの気が緩むからね。「スタンフォード・ブリッジでチェルシーに勝ったんだ。他も楽勝だろう」と考えて、多少なりとも集中を欠いてしまうものだ。私はそれは全く逆であるべきだと思う。200%集中しなければいけない。私にはスタンフォード・グリッジよりもこのストーク戦の方がよりタフな試合なんだ。3ポイントを目指して戦うよ。

もちろん、良い雰囲気のなかでやれて自信は感じているし、選手たちを信頼している。とても良いチーム相手を破って気分も良いしね。だがフットボールとうものは過去にあるのではなく、現在のみに意味があるんだ。相手と競い合うための準備ができなければ苦しむ羽目になる。だからこそ試合にはベストの状態で臨むように、相手のモチベーションや必死さと渡り合っていくように、集中していくんだ。3ポイントは相手にとっても大きなものだが、我々にとっても大きい。トップ4に留まり、トップ4でシーズンを終える。それが我々の大目標だ。

 

目標は2位で終えることか?

イエス。今の目標は勝利だが、もちろんできるだけ上の順位で終えたいと思ってる。まだ試合はたくさんあるが、目標の一つはトップ4で終えて来シーズンもチャンピオンズリーグで戦うことだ。来シーズン、新スタジアムにとってファンタスティックになるだろうね。そしてできれば2位で終わる。あるいは3位4位でね。

 

この週末にマンチェスター・シティは優勝を決めると思うか?

どうだろうね。わからないよ。彼らにはチャンピオンズリーグもあるからね。彼らがどう対応していくのかはわからないよ。いずれにしても私の問題ではないしね。今はマンチェスター・シティのことは気にしていない。

 

 

ダニエル・レビィ会長の給与に関して話題になった?今週、何か話したか?

まず第一に、クラブにとってとても良いニュースだと思うよ。企業としてクラブ記録だし、トッテナムにとってとてもポジティブなニュースだったね。だが、結局私がどうこう言うことではない。現実にどうなのかは分からないよ。彼は私の上司だし、ボスのやることは何でも尊重するよ。

 

あなたの契約更新に関して、何かダニエル・レビィ会長と話をしたか?

私たちはいつでも会話をしているよ。だが私の契約はまだ3年ある。今シーズンが終わってそれから3年あるんだ。今は、クラブの目標達成を全て実現すべく集中している。今、私の状況がどうかは重要ではないよ。

 

契約更新の話し合いが始まるのは時間の問題か?

分からないよ。私の契約については会長やクラブの判断だ。私の仕事ぶりに満足してくれているかどうかだからね。だが、個人的には満足しているし、まだ3年の契約期間を残している。それでも、交渉を開始するかどうかは、会長やクラブの判断だね。

 

間もなく契約延長する選手はいる?

いやいや、ここでは無理だよ。私がその話題を話すのは厳しいと知ってるだろ。多くの噂が出回っているが、何かが決まれば、クラブはすぐに皆さんに発表するよ。

 

 

トビー・アルデルヴァイレルトは招集メンバーに戻るか?

私にとっては他の選手たちと同じだよ。選手たちの状態を、毎週、毎日、見定めている。レアル・マドリー戦で負傷してしまったのは彼にとって不運だったね。大きな負傷だった。もちろん、彼には復帰に向けた厳しい期間になっただろう。どの選手であっても、シーズン中には自分のパフォーマンスでアピールして、そのチャンスが訪れるのを待たなければならない。アピールを続けて、トレーニングでハードワークをして、監督が機会を与えるその時に向けて準備を整えることだ。

私にとって、どの監督も同じだろうが、パフォーマンス、トレーニング・セッションやシーズン中の調子が、試合でプレーする最高の選手たちとなる先発の11人を選ぶ際には最重視される。彼はアピールを続けていく必要があるしもちろんチームはとても調子が良い。プレミアリーグで13試合負け無しだ。どの選手であっても、負傷から復帰して、ポジションを取り戻すのは簡単ではない。彼にとっては、とてもタフな負傷だっただけに、厳しい期間だっただろう。

 

ポール・ランバートのもとでのストークは少し異なる?

イエス。新しい監督が来れば、いつだってクラブや選手たち、ファンに大きなインパクトが与えられるよ。シーズンの終盤に差し掛かったところで監督に就任し、勝ち点を少しでも稼ぐためにチームを盛り上げて、パフォーマンスを上げていくことを考える。ここ数試合の彼らのパフォーマンスはとても盤石になっている。先週、アーセナルが勝利したとは言え、とてもタフな試合だった。前半の彼らのプレーはとても良かったよ。もちろん、相手がどんな戦いをしたいのかを注視しているし、我々は相手のモチベーションとアグレッシブさに負けないものを持たなければならない。とてもタフになるだろう。

これまでも私が言ってきた通り、プレミアリーグは常に厳しい相手との戦いを強いられるが、シーズンが終了に近づき目的がより明確になってくると、良いプレーをするためだけじゃなく、アグレッシブになりモチベーションを高めてくる。是が非でも勝ち点を奪うためにね。

 

ストーク戦では好成績を続けているが、相手はいつもとは異なるか?

プレミアリーグは常に厳しいんだ。別のシーズンは別のチャレンジや目的で戦っていたが、結局、今回はタフになるだろう。カギは戦いの準備を整え、試合に備えて、我々にとっても同様に重要な3ポイントであると理解すること。チェルシーやアーセナルとの差を維持するために3ポイントを獲得することだ。彼らよりも、1試合少ない勝利数を稼ぐことができれば確定なのは大きいよ。勝利のカギでありパフォーマンスのカギは、集中して相手にあらゆる面で劣らないことだ。この試合は戦いであり、決意であり、そのための準備が重要になる。明日の試合での勝利はそれらがカギになるよ。

 

 

ハリー・ケインやトビー・アルデルヴァイレルトのストーク戦での先発はリスクか?

2人の負傷はまったく異なるものだった。ハリー・ケインは、たったの1試合、スウォンジー戦のみの欠場で済んだ。足首を捻ったのと、筋肉を痛めたのとでは同じではない。今はチームのバランスやパフォーマンスが大切で、25人の選手が切磋琢磨しているなかで決定を下している。ハリー・ケインやアルデルヴァイレルトについてだけを話しているのではない。負傷のリスクを避けるかでも、フィットしているでも、1年の契約を残した選手か、2年か、10年かでもない。私の判断は、フットボールという競技における判断だ。現状、ハリー・ウィンクス、カイル・ウォーカー・ピータースが欠場だが、すべての選手がフィットしていれば、最高のスターティング・イレブンを選ぶまでだ。

 

ハリー・ウィンクスは手術が必要か?

現時点では不要だ。これから2〜3週間、様子を見ていくことになるが、現時点ではノーだ。彼はリハビリを続けていて、我々はその状態を見守っている。現時点で手術は選択肢にはないよ。

 

 

デブライネがダビンソン・サンチェスを「ヤング・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀若手選手勝)」に投票していたが、ダビンソンは受賞候補か?

ダビンソンはここに来た初日からファンタスティックであり続けている。しかし、デブライネの意見は彼の意見だ。もちろん、彼は若い。素晴らしいクオリティとパフォーマンスでチームを助け、我々の目標達成に貢献してくれている。ダビンソンを獲得した時の我々の期待は、彼の恐ろしいポテンシャルで我々チームを助けてくもらうことだった。もちろん、チームやプレミアリーグへの適応力は、我々が期待した以上のものだったと思う。我々が彼の補強の方針を決め、クラブがそれに尽力してくれたことを嬉しく思う。そして今、彼が我々クラブにいることをみんなが喜んでいるよ。

 

なぜ彼はここまで順調に馴染んだのか?

彼はとても謙虚なんだ。新しい環境に身を投じて学ぼうとする選手にとって、それはとても重要なことだよ。もちろん彼はまだ若いが、常に上達し、学ぼうとしている。彼の性格についてはあらゆる情報を持っていたが、それでも期待以上で驚いたよ。常に学び、成長していくんだからね。彼は批判や改善の指導を受け入れる。私はそれこそがとても大事なことだと思っている。もちろん、彼の選手としての才能として、速さやアグレッシブさ、ボールの扱いの上手さがある。21歳だが、すでに素晴らしい成熟ぶりを発揮していると思うね。しかし、彼はピッチの芝にしっかりと足をつけていかなければならない。まだ若いので、これらの称賛を頭のなかで適切に処理できないと、転がり落ちるのも簡単だからね。