マウリシオ・ポチェッティーノ監督の記者会見:アーセナル戦を前に、アルデルヴェイレルト、ルーカス・モウラ、ベンゲル、そしてレビィへの誕生日プレゼントについて語った全文。

 

 

トビー・アルデルヴァイレルトのアーセナル戦先発は検討してるのか?

まだ決定は下されていない。分からないよ。

 

先日の試合終了までのプレー振りには満足か?

あの試合でのプレーにはまったく満足しているよ。勝って次のステージに進めたのは大事なことだね。もちろんハッピーさ。チームは手堅いパフォーマンスを見せた。とてもプロフェッショナルだったよ。全員に満足しているよ。

 

アーセナルはウェンブリーでここ9試合に勝利。ベンゲルはレーンよりウェンブリーでやりたいと言ったが?

他に試合する所はないからね。ウェンブリーか、でなければウェンブリーだけだよ。もう、ホワイトハート・レーンはない。そしてこれまでの試合とは違ったんものになるだろう。ダービーはいつでも特別なものさ。だれにとっても特別なんだ。ここで7ヵ月やってきて、とてもいい感じを持ち始めている。状況は完全に違っているよ。私にとってはどの試合もスペシャルなんだ。

 

 

ツェフは負傷しているしオスピナは試合時間が足りない?

私もチームも、自分たちに集中している。彼らが選手に問題を抱えているかは知らないよ。我々の問題ではないし、関係ないね。どうでもいいことだ。相手は11人で臨んでくるし我々も11人で臨む。どの選手が出るかは重要じゃない。重要なのはトッテナム対アーセナルの試合だ。君たちは、時々、選手個人の名前にこだわりすぎると思うよ。私にとっては一つのチームが問題なんだ。自分たちに集中することが最重要さ。相手がどの選手を使おうが知らないし、気にもしない。どちらの選手も代表経験を持つ偉大なゴールキーパーだ。どちらが出てもタフになるだろう。

 

移籍期間が終わった今、相手はより強固になったか?

強くなったかどうかは言えないね。ユナイテッドと選手を交換した。アレクシスはマンチェスターへ行き、ムヒタリアンがアーセナルに来て、ジル―がチェルシーへ移り、オバメヤンを獲った。4人とも偉大な選手だ。アーセナルは戦うのが大変な相手だ。クウォリティを持った才能ある選手がいるチームだ。彼らは強く、プレミアリーグでもベストのチームの一つだ。そしてこれはダービーだ。いつでも双方ににとってタフなもにになるよ。

 

「ダイブ」について、イングランドのファンはこの問題について過敏になってると思うか?

私はいつでも正直に言っている。思っていること感じていることをそのまま話しているよ。2002年の私のイングランド・フットボールへの見方は…。私が何を言うか分かって笑ってるね。私はマイケル・オーウェンに触れはしなかったが彼はダイブした。私の見方はそのときに変わったんだよ。あのときは英語が分らなかったからどうコメントされたのかは知らないけどね。今は詳細について過敏になりすぎている。正直に思っていることを説明するのが難しいときもある。英語は母国語じゃないし。的確な単語を使うのは難しい。私の言ったことを曲解されるのは好きじゃないね。言いたいことはフットボールの神髄を保つべきだということ。私はフットボールを愛しているし、私にとってフットボールは創造的なものだ。制限されているように感じるべきものではない。不正を行うのではない、いい意味で相手に仕掛けを働くんだ。それが私のフットボールの対するイメージだよ。この考えを変えるつもりはないね。

 

日程的にきついがチームのやりくりは大変か?

それが我々の仕事だからね。選手やチームの状態をただ良く見極めること。チームのためにベストの決断を下そうとすること。それは我々の仕事の一部だ。チーム全員が体調万全でプレーできるのはラッキーだよ。チームのレベルを上げることになる。問題を抱えるのであなく、解決方法になるんだ。3つの大会を戦い我々のような日程でやっていくなら、全員が準備OKと言うのはとても大切なことだ。プレーできなければ、多少イラついたり動揺したり、貴方たちの言う『腹を立てる』ってのも大事なことだ。その選手がプレーの機会を得たときには私が間違っていたと証明できるからね。

 

前回のアーセナル戦の敗戦から何かを学んだか?

試合やその環境から関連性を紐解いていくのはとても大事なことだ。1シーズン後もその後も語るつもりはない。我々が負け、相手が勝った。我々はもっと良い結果が相応しかった。あの試合の後、判定に大いに不満を明かした。あれはオフサイドだったし、ファールだった。あの試合の後、これ以降は審判の判定について口を出すのは止めると言ったよね。その約束を私は守っている。あの試合に負けて、それから言うのはやめた。これから挑む戦いは、また新たな戦いだ。アーセナルとの試合に我々はエキサイトしている。フットボールにおける我々の敵だ。我々にとって、ファンにとって、我々にとって、みんなにとって、彼らとの試合が意味するものを我々はよく分かっている。戦いの準備をしっかり整えて、この試合に挑むことが何よりも重要なんだ。

 

 

チェルシーの問題は、アーセナルやトッテナムのトップ4争いに追い風?

他のチームのことは考えていない。我々の仕事をする必要がある。良いパフォーマンスをして、勝利を目指す。他のクラブで起こっていることは、私の仕事ではない。

 

レスターのリヤド・マフレズについて?

何も言うことはない。私の仕事じゃないからね。

 

土曜日は下馬評優位か?

ノー、優位はないよ。アーセナルをリスペクトしているからね。アーセン・ベンゲルが率いた時代で、我々が彼らより上の順位で終えたのは昨シーズンだけだ。20年以上も彼らは常に上にいたのだから、リスペクトしないといけない。常に上にいるチームにはリスペクトが必要だ。我々が上だったのは昨シーズンだけだ。優位はないよ。両チームにクオリティがあり、相手はパワフルで、試合に勝つ力がある。

 

トップ6を相手にしたホームでの戦績が優れている理由は?

それはトッテナムだけの理由じゃない。ここ4シーズン、マンチェスター・ユナイテッドはアウェイでの戦績が悪い。イエスかノーか?貴方は毎回、この記者会見にいて、トッテナムばかりを見てなきゃいけない。でも、もっとオープンになって、他のトップチームについても調べなさい。彼らの成績が悪いのもあるんだ。

(※プレス・オフィサーによって「ホームの好調についての質問」ですと、ポチェッティーノの勘違いを正す。)

でも彼は、アウェイで我々の戦績が悪いって言ったでしょ?理由を言った?

 

今のはアウェイでの戦績が良くないことを感じてるということ?

ホームなのかアウェイなのか分からない。

 

あなたのアウェイでの戦績がホームほどは良くない。なぜだ?

イエス。私はあなたとサイモン(プレス・オフィサー)にそれを説明し、止められた!私が言おうとしたのは、ビッグチームすべてを見てのことだ。マンチェスター・ユナイテッドはここ4シーズン、トッテナムのホームで勝ててない。他のビッグチームにも目を広げれば、他もアウェイでは成績が出せていないと分かるだろう。彼らの戦績も、ホームの方がアウェイより圧倒的に良い。それが私の答えだ。皆さんには難しいだろう。

 

では、あなたのホームでの好成績がもっと評価されるべき?

我々への評価はあなた方にお任せする。トッテナムで200試合を戦った。タイトルの有無よりも意味があるだろう。ファンタスティックな時間だったよ。皆さんがどのように「成功」を定義するか。我々がフットボールでの成功を定義すると、その経緯や背景、環境などすべての面を考慮するね。皆さんは、タイトルやこれやあれと、限定的。自分たちのセオリーにはめ込むばかりだが、他を見るのはフェアなのかアンフェアなのか。トッテナムで200試合を戦ったことだって、大きな称賛に値すると思うよ。これだけの群雄割拠のなかで戦い抜いたわけだからね。

 

 

イングランド人は「ダイブの名手」だとベンゲルは言ったが、2002年の経験からも同意か?

イエス!だが、アルゼンチン人やブラジル人、フランス人ということがフットボールのエッセンスではないからね。どの国がとか国籍がと言うのは話題ではない。私は多様性を愛している。イングランドでもスペインでもアルゼンチンだって、いろんなタイプの選手がいるんだよ。

 

ロッチデールのピッチについては?

あれは苦しめられるだろうね。我々だけじゃなく、相手もそうだろう。FAはあのピッチの状態を調査し、判断を下してもらいたい。FAカップのため、そこでプレーする選手やチームのために適切なピッチ状態なのかをね。私は、これはフットボールのためにならないと思っている。何が起こってあんなピッチになったのかは分からないが、写真を見る限りでは、フットボールをプレーできるピッチ・コンディションではないと思うね。

 

選手たちの負傷が懸念か?

イエス。だが、相手選手もそうだよ。選手たちが安全にプレーできる環境を提供することは大事だ。あの写真が正しい情報を伝えているのなら、あのようなピッチでは大きなリスクが伴う。私が写真で見た状態ではフットボールはプレーできない。それが私の見解だが、それは我々がトッテナムだからではない。ロッチデールだってあのピッチではプレーできないよ。相手の選手たちにも大きなリスクがある。おそらくFAが調査し、フットボールのために最適な判断を下してくれるだろう。我々があそこでプレーすることが決まったからではなくね。

 

解決策は?

分からないよ。今日の午後、会長と話すつもりだが、我々にできることや解決策を探ってみるよ。

ここに会長はいないので、何も言えない。まだ何も話せていないが、これから午後に会う予定だ。今日は会長の誕生日だからね。祝福しないと。ハッピー・バースデー・ダニエル、とね。大切なことさ。会長と話し、解決策を相談するよ。

 

 

会長へのプレゼントは?

イエス、私自身さ!

 

毎年この時、スパーズは期好調だが?

私の隣に座っている男(ヘスス・ペレスを指差し)の指導の賜物さ。彼は天才なんだ。チームはとても強力だね。フィジカル・コンディションがとても優れているし、メンタルもね。もちろん、我々の戦い方はハッキリしているし、哲学やすべてがチームや選手たちの戦うべき方法を後押ししてくれている。もちろん、選手たちの能力が何よりだが。

我々はとても優れたチーム戦力を有している。素晴らしい選手立ちがいて、ポジション争いが繰り広げられている。ほぼ全員がフィットし、100%にある。これから毎試合、ベスト11を選ぶのが大変だよ。

 

2位フィニッシュはまだ狙えるか?

イエス、そう信じているよ。私は信念を持つ男。そうなるように戦った行くつもりだ。勝ち点の差はそれほど大きくはないが、タフな道のりだろう。土曜日の勝利がトップ4争いにおいてもカギとなる。

 

ルーカス・モウラに出番は?

イエス。彼は土曜日の試合の準備ができている。とても調子がいいよ。トレーニングに熱心に打ち込んでいるし、足の感覚も良好そうだ。そして明日の最後のトレーニングの後に我々が彼の状態を見極めるが、彼が好調を維持し、招集メンバーに加わえることができるといいね。

 

ニューポート戦がスパーズで200試合目となったが、ノースロンドン・ダービーは特に記憶に残ってる?

1つを選ぶのは難しいね。どの試合もそれぞれの理由で楽しもうとしているが、だからと言ってアーセナル戦の勝利が昨夜のニューポート戦の勝利よりも大きいということではない。アーセナルやマンチェスター・ユナイテッド、チャンピオンズリーグのレアル・マドリーに勝ったからどうと言うのではなく、もっと些細なことで我々は大きな喜びを感じているんだ。大きな仕事をするためにパフォーマンスを改良したこととかね。それによってチャンピオンズリーグでボルシア・ドルトムントやレアル・マドリーに勝てたわけだ。そういうことが大事だと思っている。

結局、ここで過ごしているどの瞬間も、誰と過ごしていても、何をしていても我々は楽しんでいるよ。アーセナルやレアル・マドリーを倒した時しか楽しめない人間じゃないんだ。ベンチに座る私の姿を見たら、いつも真剣に見えるだろ!リバプール戦でハリーが終了間際にゴールを決めた時くらいさ。私が感情を見せたのはね。そういった表現はめったにしないんだよ。

 

土曜日に向けてケインを温存できたのは大きい?

イエス。すべての選手をフレッシュに保つことは大事だ。もちろん、彼もね。ちょっとした期間ではあるが、2度の体調不良に苦しんでいたし、彼の療養は重要だ。彼は多くのエネルギーに溢れたファンタスティックな選手だが、風邪を引いてしまいエネルギーを落としていた。ニューポート戦で彼を試合から遠ざけることができ、これからの数試合に向けてエネルギーを蓄えることができたのは大きいね。