/【ロッチデール対スパーズ】マウリシオ・ポチェッティーノの試合前の記者会見(動画付)

【ロッチデール対スパーズ】マウリシオ・ポチェッティーノの試合前の記者会見(動画付)

 

ポチェッティーノの記者会見:アルデルヴァイレルト、彼の謝罪、ルーカス・モウラ、ケインの負傷について、他。日曜のFAカップのロッチデール戦を前に発せられた、マウリシオ・ポチェッティーノのコメント全文

 

 

少々のメンバー入れ替えはするのか?

そうだね。まだ先発11人は決めていないよ。でも、確かにこの大会は選手に出場機会を与えるのにいいチャンスだ。プレミアリーグとチャンピオンズリーグでの忙しい時期が終わった後だし、選手一人一人の状態を見極めるのは大事なことだからね。どの選手が、と言うのではなく、常にトッテナムというチーム全体のためにね。パフォーマンスと気持ちを整えていくこと。全ての大会で、24人の選手全員がいつでもプレーできると言うことが大事なんだよ。

 

引き分けに終わったユベントス戦をどう振り返るか?

最初の7分間を忘れればパフーマンスはとても良かったね。最初の得点は明らかなオフサイドだったし、確かに少しばかりアンラッキーだった。早い時間帯で試合に入っていくのに助けにはならなかった。その後、何分かは苦しんで2失点目を喫してしまったが、チームは自信に溢れていたね。試合を支配し始めた。試合開始からそうプレーしたかった、という自分たちのプレーでやったよ。

最終的には良いパフォーマンスだった。トリノのスタジアムでユベントス相手に戦った。この3シーズンでチャンピオンズリーグの決勝を2回戦っているチームだ。そういうチームに賛美を送るのはもっともなことだ。

だが、次はとても大きな闘いになると心しなければ。ユベントスは勝利を掴むだけの力があるし、我々がやることはいっぱいある。チャンピオンズリーグの次のステージに進むためにはとても良いパフォーマンスが必要だ。

この好調さや今の状態を保つことに集中しなければいけない。選手全員が準備OKで先発に名を連ね試合に出ることを心待ちにしている。

我々はFAカップ、チャンピオンズリーグ、プレミアリーグと3つの重要な大会を控えている。最後に成功を掴みたいのなら、もちろんスカッド全員がベストを尽くさなければね。

 

 

チャンピオンズリーグからFAカップへの切り替えとなるが、その違いはどれほどのものか?

いつも同じ状態を保つと言うのは大きなチャレンジだね。同じレベルのモチベーションを保てなければ、私は少し困ったことになるだろう。ニューポート戦の後では試練になるよ。タイトルを勝ち取りヨーロッパでベストチームの一つになりたいのなら、そういうことをから賢く学習していかなければ。ロッチデール戦はユベントス、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールやニューポート戦と同じように重要な試合だ。

 

張り替えられたピッチをどう思うか?

あちらの会長が私のコメントを悪く受け取られたなら謝罪したいと思う。私が言いたかったのはまず選手たちのため、ロッチデールや我々の選手、大会そのもののことだ。イングランド全体がテレビでこの試合を観るだろうから。

(ニューポート戦の)再試合の後、我々のコーチングスタッフ、マイケル・フィン監督やほか全員のニューポートのコーチングスタッフと一緒にいてね。彼らが(ロッチデールと)ミルウォールの再試合後のピッチの写真を見せてくれたんだ。良い状態とは言えなかった。私が気にしていたのは、FAカップやフットボールのこと、世間に与える印象と言ったものだ。だが、彼らの選手たちのことも気遣っていた。自分たちの選手だけじゃないよ。

私はいつも相手に大いに敬意を払っているよ。今、ロッチデールのサイトで、ピッチの写真やビデオを見れば、彼らにおめでとうと言わなければね。リスクなくプレーできるベストなピッチを整えたその尽力は大変なものだ。素晴らしい試合になることだけを考えているし、フットボールとは勝ちに行こうとすることだ。

今は全員が勝利を収めたね。ロッチデールの勝利でもあるし、FAの勝利でもありトッテナムの勝利でもある。彼らを祝福するよ。ベストの状態のピッチを整えるのは大変な努力だった。私の発言で気分を害した人がいれば改めてお詫びするよ。

 

会場をウェンブリーに変えると言うことは考えていたのか?

いやいや、それは全くないよ。ピッチの写真を見た時は、全員のことを心配したんだ。試合日程や会場を変えろとは言っていないよ。あの日の後、彼らがピッチを張り替えると連絡を受けたし、とても大変な仕事にかかってくれたからね。

彼らがこの問題を解決してくれると、ずっと疑うことなく信頼していたよ。

 

 

トビー・アルデルヴァイレルトに関して、彼を失うかも知れないと心配しているか?

噂に関して話すつもりはないよ。あなたたちもよくご存じだろう。さまざまな選手や私自身のついての多くの憶測が飛び交っているね。それらについて話すつもりはない。

 

この後、プレミアリーグでは下位チームとの日程が続くが、順位を上げるチャンスか?

どういう日程でも難しいものだよ。ダービーのアーセナル戦でも、ロッチデールやハダースフィールド、クリスタルパレス相手でもね。要はそのスケジュールをどう受け止めるか、どう捉えていくかということだ。これはとても大きな機会だ。我々の挑戦、望みは出来るだけ高い順位で終えることだ。我々はビッグチームに対して渡り合っている。自分たちのクォリティに自信をもっているよ。

ユナイテッド、リバプール、アーセナル、そしてユベントスと戦い、我々は安定したプレーができると証明した。フットボールでは、勝敗は自分たちでコントロールできないこともある。だが闘いのための準備は自分でコントロールできるんだ。よいプレーができたと言うからだけではなく、ベストの状態の自分たちで闘いに挑むべく調整できたからめ。その状態を保ちシーズン終了までその自信を持ち続けられれば、絶対に何かを得るためにファイトし続けていくだろう。

 

ロイ・キーンが「リバプールとスパーズはこの10年で双方合わせてもトロフィーは一つしかない」と言っていたが?

彼は事実を言っただけだよ。そのコメントの中で使った形容詞については、彼個人の意見だから何も言わない。ロイのプレーを見るのは大好きだった。情熱的でファンタスティックなプレーヤーだったからね。だが彼の意見については何も言わない。個人の意見は尊重するよ。彼の情熱と力に満ちたプレー振りは大好きだよ。

 

 

ライアン・メイソンがコーチとして戻って来る可能性はあるか?

イエス。彼がアナウンスしてからまだ3日だ。もちろん、私個人としてもクラブとしても彼を愛しているし、彼に対してドアはいつでも開かれている。まず彼に必要なのは落ち着いてリラックスしてよく考え、家族との時間を持って、そして気持ちの整理をしていくことだ。彼は間違いなく正しい道を選ぶよ。アドバイスが必要なら我々は手を貸すよ。彼は聡明な人間だ。フットボールを考える能力がある。知性があり賢い男だ。フットボールの世界でコーチや他のことをする決断を下したなら、ちゃんと学んで将来的に望むことをやっていく能力があるよ。彼のための扉はいつでも開かれているよ。

 

ニューポートとの第1戦前半はショッキングな出来だったが、結果オーライか?

そうだね良かったと思っているよ。引き分けに持ち込めて再試合ができたからよかったよ。今はこのステージで戦える。先ほど言ったことだ。ここから学ぶことが大切なんだ。ニューポート戦でそれが分ったし良い例だったね。ロッチデールとも切り替えて相手と同じモチベーションのレベルを保つ道を見出せなければ、我々は途方に暮れることになる。FAカップで何が起きるかは承知しているからね。簡単じゃないことは分かっているが、FAカップのことだけ考えてどこと戦うなんてことを気にしないことが、モチベーションを保つ最高の道なんだけどね。準々決勝に進むチャンスなんだよ。これがモチベーションになるんだ。相手がこのチームとかあのチームとかじゃない。

 

FAカップであと2試合勝てばウェンブリー。トロフィーを勝ち獲るチャンスか?

もちろん。これは優勝に一歩近づくチャンスだね。今はウェンブリーがホームのようなものだから、ほんの少しはアドバンテージになるかも知れない。多くの試合をあそこで戦っているし、今はホームのように感じ始めている。でも、簡単なものじゃないよ。日曜の試合に集中しなければ。タフな試合になるだろう。最も大事なのは、ユベントス戦やその前のアーセナル戦のことは全て忘れることだ。ダービーでの勝利やチャンピオンズリーグでの引き分けやプレー振りに浸っている暇はない。今は集中してタフになるであろう別の大会の別の試合に切り替えるんだ。私にとってはユベントスやアーセナルより大変になるだろうね。勝ち進みたいと思っているこの大会で精神力を保っていくというチャンレンジだからだ。ベストのパフォーマンスを見せる必要のあるタイプの試合なんだ。

 

 

いつもプロジェクトについて言及しているが、最近の結果やパフォーマンスから進捗に手応えは?

私たちはいつも言っているが、フットボールにおいては1シーズンの間で試合に勝つことができても、タイトルを獲るためには安定している必要があると。確かに今、我々はより上手く競っているし、昨シーズンより安定している。我々にとっては大きな前進だ。10ヵ月間を通してでなくとも、一定の期間安定した時期がいくつかあればタイトルに大いに近づくことになる。

今シーズンは初めから大変なものになることは分っていたよ。ホワイトハート・レーンからウェンブリーに移りウェンブリーで安定したパフォーマンスを発揮する。最初はしっくり来ていなかったことはお分りだろう。チームだけじゃない、ファンもだ。外野からの多くの疑問の声とともにシーズンが始まった。それが内部にも影響したのかも知れない。今この時はファンタスティックなシーズンを送っている。開幕当初から起こったの全ての状況を考えてみれば、だからこそ今はより成熟しているのだろう。競争に対してより準備が整っているし、タイトルにより近づいている。ここ数シ―ズンの間にはタイトル獲得も可能かもしれない。新しいスタジアム、新しいホームに移るからね。チームの競争力の点でそれはとても良い助けになると思うよ。

 

この1ヵ月であなたの自信は強まったか?

その質問はとても良い点をついているね。誰も「どんな気分だい、マウリシオ」とは聞いてくれなかったからね。監督ってのはいつでも何でも上手く処理できると思われている。我々だって人間だ。だが我々の仕事は選手の面倒を見ることだ。私はいつでも前向きな人間で皆を気にかけるようにしている。決断を下す必要のある時はいつでも心が痛むよ。今は全員がフィットしているので、3〜4人をチームから外したりベンチに置いたりするのは簡単なことじゃないよ。

我々にとっては辛いことだが、それが私の仕事だ。選手が怪我でプレーできないなら簡単だ。全員がフィットしていて、外さなければいけない選手がいるのは辛いよ。フットボールとはそういうものだし、彼らも分かっている。最終的には私の決断になるんだ。私は前向きな性格だし、勝とうが引き分けよが負けようが我々の仕事に自信を持っている。結果は私自身や、自分への信頼に影響しない。もちろん上手く行ってる時とそうでない時では、ある程度ハッピーだったりそうじゃなかったりするけどね。いつも改善しては学び、学んでは改善しの繰り返しだよ。常に次に向かっていくんだ。簡単なことでなないね。土曜はアーセナルを倒した。とても良いプレーをして勝利に相応しかった。でも、土曜の夜にはコーチ陣たちと一緒にユベントス戦の対策をあれこれ話あっていた。一休みして数時間前の勝利の余韻に浸ったりはしなかったよ。でも、それが我々の情熱だし、なぜそうするのか皆よく分っているよ。

 

シーズン49ゴールのクライブ・アレンのクラブ記録をハリー・ケインは破ることができるか?

私にとってはハリーなら何でもできるよ。どの記録も破れるといいね。なぜなら彼を信頼しているし、彼がどういう人間か良く知っているからね。いつも彼が頑張っているのを見ている。何でも可能な選手がいるとしたらそれはハリーだ。彼の精神力、確固たる意志そして才能から言ってもね。

 

 

ルーカス・モウラは日曜に先発できるくらいに体調は整ったか?

そうだね。先発の機会はあげられるかもしれない。考慮中だよ。彼はとてもハードワークしているし、我々も発破をかけてるからね。イエス。明日チェックしてみてどうするか考えるよ。だが彼や彼の頑張りにはとても満足している。おそらく可能性はあるね。

 

ここ2戦フェルナンド・ジョレンテはチームに入っていなかったが、日曜は彼の自信を取り戻すチャンスになるか?

そうだね。彼にとって、日曜にチャンスを得られるかは重要なことだ。先日の試合後ハリーは打撲を受けて苦しんでたからね。もちろんフェルナンド先発も選択肢の一つだよ。もしプレーするようなら彼のクウォリティを示す良い機会だ。この前の試合よりはラッキーなことを願っているよ。

 

ハリーは負傷が治れば日曜にプレーするのか?

足首を捻ったんだ。いくつか打撲もある。彼の調子は明日見てみないと。先発の可能性もあるし、完全じゃなければ90分プレーしない可能性もある。ベンチ要員か、30分とか20分とかでも無理そうなら居残りだ。この他の選手たち全員と同じだよ。日曜に可能かどうか、明日検査する必要がある。

 

次の月曜のクリスタルパレス戦に向けて彼がどうなるかの心配はしていない?

いいや、全然心配していないよ。もちろんここ数週間の彼の努力は見事なものだし、当然ケアはしていかなければいけないがね。そうじゃないかい?