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マウリシオ・ポチェッティーノ、スウォンジー戦に向けての記者会見

金曜日に行われたスウォンジー・シティ戦に向けてのマウリシオ・ポチェッティーノ監督の記者会見の全文を掲載。アルデルヴァイレルトの新契約やケイン、エンクドゥについて語っている。

 

 

❏デレ・アリとキーラントリッピアは先発に復帰か?

おそらくね。それも選択肢だ。今日と明日、しっかり見極めて、試合の前に先発メンバーを決めるよ。

 

❏ウェンブリーをホームとして以降の風評を封じ込める意味で、ドルトムント戦の勝利は大きいか?

とても大事な勝利であったことは明確だ。我々の結束やウェンブリーでプレーすることへの自信を高め、我々のホームであることを実感するうえでとても大事な勝利になってくるだろう。試合の後にも皆さんに言ったが、3ポイント以上の意味があった。ウェンブリーに対する批判的な考えを止める意味でもね。単なる思い込みだよ。我々にとっては、決してネガティブではなく、ポジティブだった。今後、きっと大きな影響をもたらすと思うよ。

 

❏いつもと試合の準備の仕方を変えていた?

ノー、ノー。成長し、学んでいくことは大事だと思うよ。エバートンとの試合を戦ったチームはとても良かったし、チャンピオンズリーグに向けての準備の仕方もファンタスティックだった。パフォーマンスはベストとは言えないが、とても堅かった。相手がトップレベルになってくれば、手堅さと好パフォーマンスを発揮しなければならない。チャンピオンズリーグは手堅いパフォーマンスが要求されるからね。

 

❏ハリー・ケインは目標である『スパーズにトロフィーをもたらす』ことができる?

彼はとても集中しているよ。まず何より、彼は周りの選手にとって最高のお手本であり、常に自らを鍛えようと努力している。彼のモチベーションはかなり高い。あのようなモチベーションが選手には必要だと思う。選手たちがハリー・ケインのようなモチベーションを見せることができれば、フットボールの世界ではどんなことだって起こすことが可能だ。我々の哲学を浸透させ、我々の目指す戦い方を実践するために、我々はハードワークを続けている。そして勝利を目指すんだ。我々の目標は常に勝利を目指し、タイトルを勝ち獲ること。それが我々の大志なんだ。

 

ホットスパー・ウェイで記者会見に応じるマウリシオ・ポチェッティーノ

 

❏ワールドクラスの選手であっても、タイトルが不要か?

2つの異なる状況があるんだ。2人のビッグ・プレーヤーがいたとして、試合に出れるかどうかは、どのリーグか、どの代表チームか、そのチームに依存している。多くの理由があると思うよ。

私にとってハリー・ケインは最高のストライカーの1人だ。彼が最高のストライカーであることを証明するために、タイトルが必要だと私は思わない。勝利のために選手たちがゴールを決めようとし、良いパフォーマンスをしようとしているのは事実で、その先にはタイトルを目指している。確かに誰もがそれを目標としている。しかし、私にとって、ハリー・ケインはこれまでに世界最高のストライカーの1人だと証明している。

 

❏古巣対決でフェルナンド・ジョレンテに出番はあるか?

チャンピオンズリーグのドルトムント戦でデビューを果たしたのだから、当然ありえるだろう。おそらくね。明日の試合のゲームプランを持っているし、状況によって出番を与えるか否か、ベンチから投入するかを見定めるよ。彼にはとても満足しているし、これから良いインパクトをチームやクラブに与えてくれるだろう。シーズンを通してみることが大事だよ。

 

 

❏あなたの電話が移籍の決め手になったそうですが、何を伝えた?

いつも通りさ。我々の哲学や未来に向けてのプロジェクト、それに彼に期待していること、彼を必要としている理由だね。とても良い話し合いで、個人的な話し合いさ。プロジェクトや未来のこと、彼への期待を話したんだ。

 

トレーニングに励むフェルナンド・ジョレンテ

 

❏チェルシーよりもスパーズの方が出場機会があるからか?

出場機会が多いか少ないかはまったく話していない。プロジェクトについて話し、彼は我々のオファーを魅力に感じたんだ。彼はワールドカップを制覇した経験ある選手だよ。出場機会を得るためには、自分のクオリティを見せ、プレーするに値することを示さなければならないと、彼自身がよく分かっている。

 

 

❏スパーズ本来の調子を掴んでいるか?

今は我々が目指している戦い方やパフォーマンスんは程遠いと思うよ。まだシーズン序盤だし、パフォーマンスは悪くはない。しかし、これからもっと成長し、よりクオリティを発揮しないといけないね。

我々にはとても優れたチーム戦力があり、素晴らしい選手がいるから、あとはどこまで成長できるか次第だ。今日のトレーニングの前にも話したんだ。選手たちを後押しするために、我々コーチング・スタッフがまだまだやれるってことを選手たちに伝えていかなければならないとね。もっと頑張るための希望を持ち、選手たちのベストを出させる必要がある。それが相互にチームを動かして、我々の目標のすべてを成し遂げるんだ。

 

❏契約問題でトビー・アルデルヴァイレルトは落ち着いているか?

ここ数ヶ月、彼については多くの噂が出回っているようなので大事なことだね。彼がメディアに出て、その気持ちやチームへの思いを説明するのも良いだろう。彼はハッピーだと話していたし、とても落ち着いてフットボールに専念しているんで、これ以上言うこともないだろうけどね。それが何よりも大事なことだよ。選手たちはフットボールに専念し、チームへの貢献と試合に勝利することに集中すべきだからね。

 

❏プレスを掛け続けないスタイルは、戦い方の幅を示したか?

戦い方に幅があるのは良いことだ。我々は、試合中、または試合ごとに柔軟にプレーを変えられるよ。戦い方を修正できること、異なる選択肢を持つことはとても重要だ。現代のフットボールは、どのクラブも異なるメンバーを使って、異なる戦い方を模索する時代だからね。相手チームを驚かせることも最も大事なことだよ。自分たちの哲学を尊重しつつ、しかし、柔軟さも兼ね備えるのは、優れたクオリティだね。我々のチームはとても柔軟で、異なる戦い方にすべての選手を適応させることができるよ。

 

マウリシオ・ポチェッティーノとダニー・ローズ

 

❏ダニー・ローズはいつ戻る?

分からない。ラメラに似ているかもしれないし、ヴィクター(ワニアマ)と同じかもしれない。まず、私はコーチであり、ドクターではない。ドクターの方がより良く知っているだろう。しかし、我々からは1週間後とか2週間後とは言えないんだ。日々、彼ら負傷者のことは見守っている。彼らはよくやってくれているが、まだ待たなければならない。チームトレーニングに復帰する具体的な復帰日は明かせない。

 

❏ローズが心配か?

ラメラや他の選手と同様に彼も私の選手だから、辛いよね。選手たちには万全の状態で、選手選考に加わってもらいたい。彼のように長い離脱となると、誰より本人が辛いだろう。どの選手もフットボールをプレーしたいし、本調子でいたいものだ。1月からだからすでに8〜9ヶ月の離脱となっている。とても厳しい状況だ。全スタッフ、周りのみんなで彼を支えて、できるだけ早く復帰できるようにモチベーションを高めていくよ。

 

❏今シーズン、上達させたい点は?

フットボールは決して止まってくれないし、違ったやり方でチームや個々の選手、組織を磨き続けてなければならない。どのシーズンも、上達させるべきところや学ぶべきところを話してスタートするものだ。例えば新加入の選手がやってきたとか、そういったさまざまな理由がある。2〜3シーズンもすれば選手たちの格付けも変わってくるし、また上達させるべき点も変わってくるんだ。

これまたさまざまな理由で選手たちはその気持ちを変えていく。いろんなことが起こるんだろう。毎シーズン、世界が変わっていくんだ。すべてのことをチェックしていかなければならない。選手たちは1年ずつ歳を重ねていき、経験を積んでいく。新たに得たものや、環境の変化、契約内容が替わり、すべてが変わる。ガールフレンドが変わるかも。OK。すべてをチェックしないとだ。だから我々はいつも上達させたいこと、学びたいことを話し合っているんだ。

 

❏スウォンジー戦の予想は?

タフな試合になるね。彼らのコーチングスタッフのことはよく知っているし、ポール・クレメントもコーチ陣も素晴らしいよ。それに選手たちも優秀だ。プレミアリーグからチャンピオンズリーグに変わり、またプレミアリーグに戻ってくるのだから、気持ちを集中させることが大事だね。チャンピオンズリーグの話題は置いといて、スウォンジーに話題を移さなければいけないし、明日の試合に集中しないとね。

3ポイント獲得は大事だし、そうなればリーグ順位でも良いポジションになってくる。最初から高位置につけておかないとだし、トップ4を争い、最終的にはタイトルを争えるように頑張らないとね。そういった話題は正直に話をするよ。私の目標はトップに迫ること。我々にとって大事なものだ。

 

 

❏プレミアリーグのホームゲームで3ポイント獲得の重要性は?

とても大事だ。ウェンブリーのこと、我々の環境のことは大いに話してきた。我々は快適にやっているし、ハッピーだとも言っている。そう言った気持ちでいることは大事だし、それを見せていきたい。ドルトムント戦はとても良い例で、その効果はバッチリ出てくるだろうし、チームはこれで快適にプレーできるようになるはずだ。。ウェンブリーが我々を後押ししてくれると信じ、感じられることが重要だったんだ。

 

 

❏ベン・デイビスをどう育て上げた?

ベン・デイビスがやってきたのは我々がやってきたのと同時なんで、とてもハッピーだよ。彼はまだとても若いが、メンタリティや成熟度はプロフェッショナルで、毎シーズン、チームを支えてくれている。私にとって彼はトッテナムの良いお手本なんだ。一人前のプロフェッショナルとしてのね。その上、プレーも見事でファンタスティックなんだね。

 

プレシーズンに好印象を残したジョルジュ・ケヴィン・エンクドゥ

 

 

❏ジョルジュ・ケヴィン・エンクドゥは出場機会が増えるか?

トレーニングの都度、ハードワークをし、良いパフォーマンスを見せて、それが安定すればね。今日、彼は初めてチーム練習に合流した。明日の試合はまだ早すぎるが、火曜日(カラバオ・カップのバーンズリー戦)には、先発か、少し出番を与えることができるかもしれないね。

 

 

❏彼はチームに馴染んでいると思うか?

イエス。彼は自信を持っているよ。若くて、新しい国に来たばかりの時は、時間が必要だと思う。今、彼はより馴染んでいるし、リラックスして落ち着いている。良いプレシーズンを過ごしたし、多くの時間をプレーした。負傷でしばらく離脱となったのは不運だったね。今、彼は自分のクオリティを見せようとモチベーションを上げているだろうし、であれば大歓迎さ。

 

 

❏ハリー・ケインはアラン・シアラーのプレミアリーグ記録を超えるか?

私には分からないね。アラン・シアラーはファンタスティックだったし、最高のストライカーだ。ハリーが挑戦できるかは本人次第だ。しかし、一歩一歩、着実に自分の道を歩んでいくのがすべてだと本人は分かっているよ。彼のやっていることはファンタスティックだ。ハリー・ケイン。そのスタッツを見れば、ファンタスティックな記録だと分かるよね。

ハリーのメンタリティなら、どんなことでもやってのける。彼のメンタリティはここにある。プレミアリーグだけじゃなく、トッテナムに留まることが、彼にとってはハッピーなんだ。毎日、彼はこのクラブへの愛の大きさを示している。どれほどトッテナムのことを愛しているかをね。ここでの彼のプレーを堪能していればいいのさ。

 

 

❏新加入選手が早くもチームに貢献しているのは驚きか?

彼らがもたらした良いエネルギーに我々みんなが満足している。パフォーマンスだけじゃなく、ドレッシングルームでの彼らの活気もまたファンタスティックだ。初日から、周りのみんなととても良く触れ合っている。チーム全体が彼らを歓迎しているから、彼らはとても居心地良くやってると思うよ。

 

 

❏このチームがベストな状態になるのは11月頃か?

すべてを改良していかないといけないのは事実だが、チームの姿勢はファンタスティックで、エキサイティングだ。これまで以上の屈強さを身に着けようとする我々の取り組み方はとても良いと思う。勝利を目指し、大きなものを勝ち獲れる彼末いを繋ぐことがすべてだよ。

 

 

❏ハリー・ウィンクスはまだ負傷に苦しんでいるのか?

イエス。彼は苦しんでいる。彼の負傷はとてもたちが悪く、まだ苦しんでいると思う。まだまだ一生懸命頑張らないといけない。足首の痛みがまだあるだろう。フットボールは自信や信頼であり、100%の気持ちが必要だ。彼はまだ少し苦しんでいるよ。