来年の夏のワールドカップへの出場権を懸け、スパーズの選手たちはこれからの8日間で重要な予選の最終局面に臨む。
月曜にハリー・ウィンクスがイングランド代表の追加招集を受け、スパーズから総勢5人がギャレス・サウスゲイト監督のスリー・ライオンズに合流し、スロベニア、リトアニアとのワールドカップ予選に臨む。なお、デレ・アリは1試合目で出場停止。ここまでグループ首位を走ってきたイングランドは、残り2戦のうち1つに勝てばワールドカップ出場権を獲得する。
ベン・デイビスのウェールズ代表は、ワールドカップ出場権確保まであとひと踏ん張りが必要だ。グループDの2位に付けており、首位セルビアとは2試合を残して4ポイント差。その2試合目は、ホームにアイルランドを迎え、大注目の2位争いの隣国との直接対決となる見込み。9つのグループの2位のチームのうち、8チームがプレーオフに進出することになるが、現在、ウェールズは2位のなかでも9番手の戦績となっており、このままでは敗退となってしまう。
ムサ・シソコが復帰となり、キャプテンのウーゴ・ロリスとともに戦うフランス代表は、グループAの首位ながらも2位スウェーデンとの差は1ポイントと肉薄。さらにスウェーデンと3ポイント差の3位には現在ローンでトルコにいるフィンセント・ヤンセンのオランダがいる。
スパーズからトビー・アルデルヴァイレルトとヤン・フェルトンゲンが招集されているベルギー代表は、グループHで首位を確定させ、すでにワールドカップの出場権を手中におさめているが、ヤンはボスニア・ヘルツェゴヴィナとキプロスの2試合に出場すれば、ベルギー代表での歴代最多出場記録を塗り替えることになる。
ワールドカップ・南アメリカ予選では、コロンビア代表のダビンソン・サンチェスが、上位4つに留まりロシア行きの権利確保を目指す。残り2試合で現在3位の26ポイント。24ポイントのペルーとアルゼンチンの上。5位はインターコンフェデレーション・プレーオフに進むことになる。
なお、セルジュ・オーリエのコートジボワール代表は、アフリカ予選のグループCで首位。マリに勝てば、その座を守ることができる。
韓国代表のソン・フンミンは、先月すでにワールドカップ出場を決めており、今回は親善試合を控えている。
U-17イングランド代表のテイシャン・オークリー・ブースとTJエヨマの2人は、インドで開催されるFIFA U-17 ワールドカップに挑む。
以下、スパーズの選手たちのインターナショナル・マッチの日程。
10月5日(木)
イングランド代表(エリック・ダイアー、ハリー・ケイン、キーラン・トリッピア、ハリー・ウィンクス)
ワールドカップ予選のスロベニア戦
デンマーク代表(クリスチャン・エリクセン)
ワールドカップ予選のモンテネグロ戦
U-20イングランド代表(マーカス・エドワーズ)
親善試合のイタリア戦
10月6日(金)
コロンビア代表(ダビンソン・サンチェス)
ワールドカップ予選のパラグアイ戦
ウェールズ代表(ベン・デイビス)
ワールドカップ予選のジョージア戦
コートジボワール代表(セルジュ・オーリエ)
ワールドカップ予選のマリ戦
U-21イングランド代表(ジョシュ・オノマー、カイル・ウォーカー・ピータース)
ヨーロッパ選手権予選のスコットランド戦
10月7日(土)
ベルギー代表(トビー・アルデルヴァイレルト、ヤン・フェルトンゲン)
ワールドカップ予選のボスニア・ヘルツェゴヴィナ戦
フランス代表(ウーゴ・ロリス、ムサ・シソコ)
ワールドカップ予選のブルガリア戦
オランダ代表(フィンセント・ヤンセン)
ワールドカップ予選のベラルーシ戦
韓国代表(ソン・フンミン)
親善試合のロシア戦
10月8日(日)
イングランド代表(デレ・アリ、エリック・ダイアー、ハリー・ケイン、キーラン・トリッピア、ハリー・ウィンクス)
ワールドカップ予選のリトアニア戦
デンマーク代表(クリスチャン・エリクセン)
ワールドカップ予選のルーマニア戦
10月9日(月)
ウェールズ代表(ベン・デイビス)
ワールドカップ予選のアイルランド戦
10月10日(火)
ベルギー代表(トビー・アルデルヴァイレルト、ヤン・フェルトンゲン)
ワールドカップ予選のキプロス戦
フランス代表(ウーゴ・ロリス、ムサ・シソコ)
ワールドカップ予選のベラルーシ戦
オランダ代表(フィンセント・ヤンセン)
ワールドカップ予選のスウェーデン戦
韓国代表(ソン・フンミン)
親善試合のチュニジア戦
U-21イングランド代表(ジョシュ・オノマー、カイル・ウォーカー・ピータース)
ヨーロッパ選手権予選のアンドラ戦
U-20イングランド代表(マーカス・エドワーズ)
親善試合のチェコ戦
10月11日(水)
コロンビア代表(ダビンソン・サンチェス)
ワールドカップ予選のペルー戦