/マウリシオ・ポチェッティーノ:ハダーズフィールド戦の前の記者会見(動画付)

マウリシオ・ポチェッティーノ:ハダーズフィールド戦の前の記者会見(動画付)

 

マウリシオ・ポチェッティーノの記者会見:選手の契約延長、負傷者、ルーカス、ローズについて、他。ハダーズフィールド戦に向けての記者会見で語られた全文コメント。

 

自身の誕生日を祝ったか?

まだ、プレゼントはあまりもらってないね。ここに来て仕事をするのが一番重要だから、ハッピーだよ。ここでハッピーだ。明日、良いパフォーマンスと3ポイントで祝ってもらえることを希望するよ。

 

ユベントス戦にトビーは出場できるか?

我々は注意深く見守っている。まだこれからも、毎日、彼の状態を見定めていく必要があると思っている。ユベントス戦に間に合うとは思っていない。だが、イエス。ヤンは戻ってきたし、明日の試合には出られるだろうから、ハッピーだよ。

 

明日の試合の選手選考は、ユベントスを見据えて行うか?

ノー。両目でしっかりとハダーズフィールドとの試合のみを見据えているよ。その試合が我々にとって最も大事な試合だからね。トップ4を争う上で、この3ポイントは重要だ。その試合の先のことを考えることはないよ。タフな試合になるはずだから、この試合を戦い抜くことに集中しなければならない。ハダーズフィールドもまた、勝ち点が必要な状況にある。我々にとって、もっとも大事なのは明日の試合だ。

 

悪天候は試合への準備に影響を及ぼすか?

ノー、それほどではないよ。いつも通りさ。もちろん、少し厳しい環境だが、トレーニング施設がいつも通りのプランでの準備を可能にしてくれる。素晴らしい設備を持ったトッテナムのようなクラブのアドバンテージだね。

 

 

ジョレンテのハットトリックによってハリー・ケインへの過度な負担を軽減できる?

そうだね。どの大会も、まったく状況が異なるし、他の大会の出来は無関係だ。もちろん、あの試合ではVAR(ビデオ判定)が見出しを飾り、そしてチームについても触れられた。後半は集中した勝利を目指したフットボールが繰り広げられた。どの選手も良いプレーができるってのは大事なことだ。今、我々はほぼ全員がフィットしている。確かに18人を選ぶのは難しくなっている。しかし、フェルナンドの出来には満足だよ。自信をつけてくれたら大きなことだよ。我々が彼を必要とする時に、しっかりと彼が準備を整えてくれる必要があるからね。

 

シティがリーグ制覇に迫っているが、残り3つのCL出場権を4チームが争ってる?

マンチェスター・シティはとても良い位置につけていて、タイトル獲得に迫っている。その次に我々はいて、トップ4に入るためにいくつかのチームと多くの戦いを乗り切っていかなければならない。来シーズンにとって、大きなことだからね。最後まで続くバトルになるだろう。これから我々には安定した戦いが求められると熟知している。マンチェスター・シティに敗れてから、我々は16試合で無敗だ。まさにこの安定した戦いぶりが求められ、勝利を重ねて、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場を果たし最高の状態でシーズンを終えられるように頑張らないとね。

 

最後の10試合でどれだけ勝ち点が必要か?

分からないよ。予想するのは難しいね。プレミアリーグではどんなことでも起こりうるから、勝利を目指して頑張らないとね。今、我々は4位以内にいるのだから、ここからは我々次第だ。他のチームにはとても優れた選手が揃っており、我々と同様に戦っているから、タフな争いになってくるだろう。しかし、我々は良い調子だし、これを続けていかないとね。

 

フェルトンゲンとデンベレは来シーズンいっぱいで契約満了だが、契約交渉はしている?

他の選手の時に、私は噂話について話したくないと言っただろう。もう4年もやってるんだから、あなたも私が何を話すかを理解してるだろう。

 

あなた個人としては2人をスパーズに留めたい?

噂話だ。私は何も話したくないよ。

 

 

VAR(ビデオ判定)をより良いものにするには?

今の段階で話すのは難しいよ。水曜の試合の後で、その感情を説明するのもね。VARの推進担当者が我々に意見を求めるのであれば、我々は積極的にVARに協力したいし、フットボールのためになるようにより良いものにしたい。VARの推進担当者にだけ話させてもらうよ。

 

だが、あなたの頭のなかには、特別な考えがあるのでは?

いっぱいあるよ。もちろん、水曜の試合の後にも話したが、こういった公の場で話すよりも、まずは担当者に話したいね。

 

当初周囲の懸念があったものの、ウェンブリーでの好成績はトップ4入りの決定打となる?

「見込み」と「現実」とに対して問題が発生する。私が皆さんの前にいる時、私は、「見込み」ではなく「現実」について話そうとしている。結局、すべての情報を持ち、より事実に迫れる立場にいるのは我々なんだ。すべての環境や状況に対応しているのは我々だ。ウェンブリーについては、プレッシャーに対処し新たな環境に適応するのが難しいという「見込み」があった。だが、私はウェンブリー自体が問題ではないと言い続けた。問題は我々自身が新しいスタジアムに適応していくことにあった。今、我々はウェンブリーが我々のホームのようになっているし、選手たちも気持ち良くプレーできているから、ハッピーだよ。今シーズン、選手たちが果たしたことは称賛に値するね。

クラブの歴史上最高となる素晴らしいシーズンをすごしたホワイトハート・レーンから移った。引っ越しすれば、ストレスを感じることもある。サポーターも同様だ。今は、3つの大会を戦っていて、我々のプレーを実践し、望んでいる結果を出せるかもしれない状況にある。今のこの状況は、シーズン序盤に誰も予想していなかったことだと思うよ。私はとてもハッピーだ。どのような結末になるか見届けるよ。自分たちのことを信じて、一歩一歩進んでいくことさ。次の試合は明日。その試合がとても大事だね。

 

これまでの旅路を共にしたことで、選手たちは成熟している?

イエス。私は今日からまた新たな1年が始まる。1歳、年をとったからね。もちろん、イエスさ。チームはとても若かった。最初のシーズンを終えて、我々は多くの変化を起こした。哲学だけじゃなく、選手についてもね。今は、ずいぶんと成熟しているよ。成熟することは、30歳の選手を揃えることではない。チームが一丸となって、我々の目指す哲学を浸透させ、このダイナミックなクラブで順風満帆にやっていくことなんだ。

すべてが新たな挑戦だった。我々のようなやり方で新しい時代を作り上げていくには、揺るがず強くあり続けるために、時間と信念と信頼が必要なんだ。そして決して焦ってはいけない。それが一番大変なことなんだが、同時にエキサイティングでもあるね。

 

 

昇格組はこれまでの以上に強くなっている?

チャンピオンシップから上がってくるチームは、年々強さを増しているし、クオリティを高めていると思うよ。ハダーズフィールドは多くのクオリティを持ち、優秀な監督がいるとても良いチームだ。彼は良いね。もちろん、タフな試合になる。毎シーズン、どんどんタフになっているし、プレミアリーグのレベルは上がっているよ。

 

VAR(ビデオ判定)を来シーズンから導入すべき?

私が決めることではないが、もちろん(ロッチデール戦の)あの前半はフットボールを愛する観るものすべてを困惑させたね。仕組みではスペクタクルを演出できない。少しばかりまごつかせる展開だった。もっとよくする方法があるだろうし、我々も協力できる。もちろん、これからどうなるかは見守っていくよ。来シーズンからの(プレミアリーグへの)導入は時期尚早だろうが、我々は努力を重ね、協力をして、より良い判定ができるように審判を助けていかなければいけないし、水曜のように試合を中断したり、時間を浪費するようなことが無いようにね。

 

ワールドカップで使う前に、ちゃんとした実績を残すべき?

とても大きな大会だ。フットボールにおいても、ビジネスにおいてもね。私がイエスとかノーとか言う立場にはないし、私の意見などどうでもいい。ワールドカップはいつも通りエキサイティングなものであって欲しいし、誤審があろうと無かろうとね。私が考えるフットボールは、審判を助けることだ。私が決めることではないし、悪い影響を与えるつもりはない。休暇をとって、来シーズンに向けた準備をしつつ、ワールドカップを楽しむつもりだよ。

 

 

どうしたらダニー・ローズはファーストチョイスの左サイドバックに戻れる?

あなたは間違っている。24〜25人の選手がいて、みんなが私のファーストチョイスだ。より良い仕事をするために、より調子が良い選手を選び、チームのバランスを考えて温存したりローテーションをして、シーズン中に私が選手を選ぶ。それは間違った思い込みだ。質問をしたあなただけじゃなく、ファンもそうだろうね。トッテナムだけじゃなく、他のクラブでも「監督はファーストチョイス、セカンドチョイスを決めている」と信じられている。我々が招集メンバーを決める時、まず25人から先発メンバーの11人を決める。各ポジションにね。私にとって、すべての選手が重要なんだ。誰が多くプレーしようと、誰がプレー機会を減らしていようとね。

カイル・ウォーカー・ピータースは10分間のプレーでゴールを決め、とてもハッピーだった。これからシーズン終了までの間に彼はとても大事な役割を果たすはずだし、それが次の試合かもしれない。それは誰にも分からないんだ。負傷する選手も出るだろう。すべての選手に対して敬意を見せることがとても大事で、それは若い選手だろうと、「僕はここにいるよ。監督が指示をくれれば準備はできてるよ」と言ってくるアカデミーでこれからファーストチームを目指す選手だろうと同じ。そういう姿勢が大事なんだ。

 

あなたが考えるエリック・ダイアーのベスト・ポジションは?

(笑)。カルロス・ビラルドは、複数のポジションをこなせる選手にはより価値があると言っていた。1986年と1990年のワールドカップでだ。このメンタリティはどれほど大事だろうか?複数のポジションを同じレベルでこなせれば、その選手の価値は素晴らしいものだ。私にとってエリックはミッドフィルダーであり、センターバックであり、右サイドバックでもある。本人の気持ちもそうであるから、どこでも良いパフォーマンスができる。フットボールは気持ちが重要だ。前向きであることがね。それから選手の持ち味を適応させていく。トレーニング積んでいけばどんなことでも可能だよ。

 

 

ルーカス・モウラはプレミアリーグで先発できる?

イエス。これからシーズン終了まで、彼にはその可能性がある。まだチームに彼のクオリティを適応させていく必要があるのは事実だ。彼のフィットネスを高めていき、彼の持ち味をチームで発揮できるように我々は努めている。PSGで求められていた役割やレベル、哲学と、ここでのものはまったく異なるからね。

彼は前へ仕掛ける能力に長けている。素晴らしいクオリティだが、ボールを持っていない時に、もっとチームと連動する必要がある。我々は彼を支えている。ボールがある時と無い時に貢献できるようにトレーニングでポジションの理解を促進している。だが、これまでの彼のチームへの適応具合には満足しているよ。

 

ルーカスのここまでの適応状況には満足か?

冬の移籍マーケットで移籍するのは簡単じゃない。すべてが新しい環境で、本人だけじゃなく家族や小さな赤子にとってもね。パリからロンドンに移れば、世界が変わる。チームメイトのことやコーチ陣が何を考えているかを知らなければいけないし、それに監督のこともね。監督がジョークで言ってるのか、マジなのか。シンプルに助言やコンセプトを伝え、彼がすんなりと馴染んでくれるように努めているよ。優先しているのは、彼のフィットネスを作り上げ、そのクオリティを発揮するために自由にプレーをさせることだね。

 

昨シーズンはクリスマス前に多くの契約延長が発表されたが、今シーズンは難しい?シーズン終了後か?

ノー。すべての選手が来シーズンも契約を残している。もっと長い選手もいるし、短い選手もいるが、もちろんダニエル・レビィがそこは分かっているし、クラブやチーム、我々の目標にとって最善の決定をくだしてくれる。これまで通りにね。