ポチェッティーノの記者会見:エリック・ダイアーについて、前進するスパーズについて熱弁など。ホームでのニューカッスル戦を前に臨んだ記者会見の全コメント。

 

サー・アレックス・ファーガソンの状況を、どう受け止めているか?

土曜のニュースはとても悲しいものだった。我々にとっても、彼を愛する全ての人々に誰にとってもね。ご家族と本人のため、一刻も早い回復を祈っている。状態は良好とのとの最新ニュースは嬉しいね。クラブ全員からもお見舞い申し上げたい。一刻も早くの全快を祈っているよ。もちろん、とても悲しいニュースだったが、今の状況はより楽観できるね。

 

エリック・ダイアーの体調不良に関してはどうか?

昨夜、彼は体調を崩して、嘔吐や発熱を発症していた。今は普通になっているがトレーニングに戻るにはあと48時間ほど様子を見ないといけない。

 

何か悪いものでも食べたのか?

どうかね。さっぱり分からないよ。私が悪かったのかもね(笑)

 

 

日曜には出場可能になるだろうか?

イエス。週末までには大丈夫だと期待してるよ。そうあってくれると思うし、大丈夫になってくれると思うよ。今は彼をサポートするしかできないからね。医師の皆さんも見守ってくれている。明日また様子を見て、その次の日には練習に戻れるかどうかな。

 

リーグ最後の2試合をホームで残しているが、その重大さはどれほどか?

ウェンブリーでファンの前でどう戦うかがカギだと思うよ。ファンタスティックになるだろうね。3位になれるかどうか。トップ4に留まるかは、まだ我々次第だ。確かに先週の3ポイントを落としたのは残念だったが、当たり前だが前を見てそこに集中しなければね。トップ4で終えられるかは我々次第なんだ。

 

最近のチームの調子に関して懸念は?

当然、毎試合勝利したいからね。でも、シーズン中に10ヵ月以上もの間、同じ状態を維持するのはいろいろな理由でとても難しい。だが、今は戦術どうこうの問題でも、誰が先発するかの問題でもない。むしろチームとして、クラブとして集中し、最後の2試合に勝利してトップ4の座を確かなものにするかの問題だと思うよ。それは、今、我々の手中にあるものだからだ。間違いなくシーズン当初から全員が、終盤にはこういう状況になると覚悟していたよ。トップ4をかけて戦っているとね。

もちろん、みんな落胆はしている。前回の試合の結果や準決勝でマンチェスター・ユナイテッドに敗れたこと、チャンピオンズリーグでのユベントス戦などにね。だが、我々はそこで戦い成功しようと試み、一生懸命やった。これからの4日間は、3位の座を手中にできるか。この状況は我々にとって理想的だね。それを楽しむべきだし、勝利に向けて集中しなければいけない。それが全てだよ。

 

 

この失速の理由に関して何か見解はあるか?

いつでも起こることだよ。負けることはあるからね。試合に勝てない時期はあるものだ。どのクラブでも長いシーズンのなかで調子を落とす時期はある。理由は様々だが、我々も試合に負けたり、勝利を掴みきれなかったりした。それがフットボールだ。全てのクラブに起こることだ。

 

ハリー・ケインが最高潮ではないことが理由のひとつか?

今は何でも可能性があるし、どんな説でも当てはまるね。試合に負ければ何を言われても正しいし、どんな意見も理にかなっている。人によっては違った理由で、全ての意見や見解が間違っていることになる。負けたときに原因を見つけようとするのは当たり前のことだ。勝ったときには勝利の分析をしなければいけない理由は余りないね。それはゴールへの称賛だったり、監督やスポーツ科学、クラブのためのものだ。だが、それが我々のビジネスであり、我々のビジネスとはそういうものだと理解しなければいけない。もちろん我々も熟考している。毎試合、チームが勝利できるよう、どうしたら良いかよく考えてはいるが、時としてそれは叶わないものだよ。

 

今シーズンは進歩があったという感触はあるか?

私にとっては素晴らしいシーズンだった。まず、シーズンと言うものは状況を無視せず、考慮して比較しなければいけない。昨シーズンのホワイトハート・レーンではプレミアリーグで19試合を戦って17勝2分けだった。チームは完全だったしファンは素晴らしかった。ホワイトハート・レーンで。覚えているよ。我々はファンタスティックにプレーしていた。勝利に関して大きな自信があった。そしてウェンブリーに移ったんだ。

リーグを2位で終えウェンブリーへ移った。もちろん危惧すべきことはたくさんあった。前年のチャンピオンズリーグの出来は素晴らしいものではなかったしね。そういう状況を考慮に入れて判断すれば、素晴らしいシーズンだったと思うよ。まだ2試合あるなか、3位で終える可能性が残っている。だが人はもっと多くを望んでることを分っているよ。我々も、もっと上に行きたい。野心があるからね。

このプロジェクトは4年前には始まっていなかったかも知れないが、2年半前には確実に始まっていた。最高のものを用意してトッテナムを大きな目標に向かって競争し、戦うチームにする。フットボールと同じさ。時として忍耐が必要になる。後方から組み立て、ピッチでのベストのポジションを見つけ相手を押し込む。そういう意味では、このプロジェクトも同じだよ。

我々は忍耐強く、ハードワークしなければいけない。落胆することも、最初に立ち戻らなければいけないこともある。時には様々な成り行きに目を向けなければいけないこともある。

個人的にはマラソンのようなものだと思っている。勝利を勝ち取ることのできるチームを作ること、勝利のメンタリティを構築することはマラソンのようなものだとね。瞬時に爆発する100メートル走とは違うんだ。9秒で全てが決するようなね。42キロメートルの道のりだ。長期に渡る開発で、時には浮き沈みもあるが常に上を向いている。これはクラブやチームとしての進歩なんだと思っている。もちろん、ここ数年のうちにタイトルが獲れなければ落胆はするよ、当然ね。だが忘れてはいけないのは、我々がどのような位置から這い上がって来たかと言うことだ。

今この時に、競争力を持って戦っている、3位の可能性を持ったところに来ているということは、クラブの過去の歴史に鑑みれば、選手たちは大きな称賛に値すると思う。もちろん、この状況が起こるべく全てを整えたクラブもね。確かにフットボールでは、これで十分ということは有り得ない。私はいつも、2時間のトレーニングセッションの後に選手たちにこう言っているんだ。「よし、よくやった。だがこれで十分ってわけじゃないぞ」とね。チャンピオンズリーグの座をかけて戦うだけでは十分じゃない。人々は勝利を期待しているんだ。だが、一番勝利が欲しいのは我々自身だ。ただそのためには忍耐が必要なんだ。

 

 

ニューカッスルのシーズンをどう思う?

ファンタスティックなシーズンだね。ファンタスティックな仕事をラファがあの環境のなかでやっているよ。他のチームを評価する時は、現実と向き合わなければならない。ニューカッスルはもちろんビッグクラブだし、これまではビッグクラブだったし、著名なクラブだが、今日はその名声は陰りを見せている。過去を振り返れば、「あぁ、ニューカッスルはタイトルを獲っていたが、今は勝たなければいけないチームではないね」となる。そんな現実のなかで、ラファはファンタスティックな仕事をしている。シーズンの数試合を残して安全圏にいるからね。私にとって、彼らは素晴らしい成功を収めていると思うよ。

 

相手は特に目標がなくなっているが、それは歓迎か?

気にはしていないよ。結局は我々次第なんだ。ウェストブロム戦で我々に欠けていたのは、ゴール前での決定力だった。我々にチャンスはあったんだ。あとは試合を通じてもっとアグレッシブに戦えていたらね。主導権を握っていたし、80%のポゼションを記録していたが、アグレッシブさが無ければ何もならないんだよ。それが一番大事なんだよ。90分間、攻勢を続け、ゴールを狙い続けることがね。「OK、今回が無理なら次がある」なんて考え方をしていたらいけないんだよ。このままで勝てると口にしながらも、あの日のチームはアグレッシブさを欠いていたんだ。一方のウェストブロムウィッチには、私が試合前に言っていたが、可能性を信じる気持ちがあったんだ。深く守って、カウンターアタックを狙っていた。我々は落ち着いて、主導権を握っていさえいればゴールが決まると考えていたんだ。

しかし、あの試合展開の通り、大変な試合になってしまった。もちろん、どのチームもセットプレーから失点をするんだ。最後の最後で失点をしてしまったのは悲惨だった。少しばかりアンフェアでもあったが、フットボールは時にアンフェアなものだ。我々は情熱を見せなければならないし、正しい姿勢で勝利を目指して戦わなければならない。相手がニューカッスルだろうが、レスターだろうが。ウェストブロムだろうが關係ない。集中して試合を目指して頑張ることだ。来シーズンのチャンピオンズリーグに出場するためにね。

 

ラファ・ベニテスとの関係は良好か?

イエス。彼のことはよく知っているよ。彼はスペイン人。彼のことは尊敬しているし、偉大な監督だ。何度も彼とは会っているし、とても良い関係を築いているよ。