好成績で今シーズンを終えたスパーズのスター、次はタイトルを…

 

クリスチャン・エリクセンはトッテナムにマウリシオ・ポチェッティーノを留めることの重要さを強調した。

 

ポチェッティーノは、シーズン最終戦だった日曜のレスター戦の後、ダニエル・レビィ会長に最後通告を突きつけたとも思われる発言をした。会長に対し、「勇敢になり、リスクを取って新しいアイディアを取り入れる」よう呼びかけたのだ。

また、クラブの長期体制に関しては、監督人事についての決定権は自身の手の中にはないとして、再び明言を避けていた。

今週、ポチェッティーノとレビィとの会談を前にして、チェルシーがポチェッティーノに関心を抱いているというニュースが流れた。その会談では、会長に対して財政的な倹約姿勢を解除し、放出が絶対視されているトビー・アルデルヴァイレルト、ムサ・デンベレ、ダニー・ローズの3選手を速やかに売却するよう要請するとみられる。

また、6月14日に開幕するワールドカップの前に夏の補強を済ませることもポチェッティーノは望んでいる。

ウーゴ・ロリス、デレ・アリ、ヤン・フェルトンゲン、ハリー・ケインなど、多くの主要選手がポチェッティーノと非常に親密な関係にあり、このアルゼンチン人監督の去就がはっきりするまでは、彼らは自身のクラブでの将来を決めることに対して積極的ではないだろう。

もし、レビィがポチェッティーノの意見に反対したら、日曜にポチェッティーノはその可能性を認めているが、トッテナムの夏は緊張に満ちたものになるはずだ。エリクセンは継続して安定性を保つことの必要性を強調し、イブニング・スタンダード紙にこう語っている。

「彼は本当に重要な存在なんだ。彼がこのクラブで達成したことを見ても分かるだろう」

「(2013年の夏に)僕がここに来たとき、最初は大きな浮き沈みのあるシーズンだった。だが(翌年にポチェッティーノが加入して)、それからは本当にとても安定している。トップ3で終えることは監督にとって大きな実績だよ」

「彼の周囲の人間や彼自身の功績は大きな称賛を受けるべきものだ。彼は僕たち選手の後押しをして、正しい方向に導いてくれたんだ」

「どの試合でも正しいメンタリティとエキサイティングなフットボールで勝ちにいく。特にファンのみんなは僕らのプレーをエンジョイしてくれていると、思っているよ」

「この監督の下でのチームのプレーぶりを、僕も楽しんでいる。プレースタイルが僕やチームの選手たちに合っていると思うんだ。ほとんど毎試合、ワクワクしながら試合に臨んでいくんだよ」

「守備的にじゃなく攻撃的に戦うんだ。チャンスを作ってゴールを獲りにいくんだよ。プレミアリーグを観ている人なら誰でも、僕らが確実にポイントをあげていっていることを知ってるさ。3シーズンも続けて3位以内になったことは大いに意味があるし、クラブが6年前にどうだったかを考えると、とても大きなことを成し遂げたんだ」

 

26歳になるエリクセンは、先日、ポチェッティーノが発したコメントを気にしていないと付け加えた。エリクセンの主張はこうだ。

「自分はスパーズの人間だと、監督はみんなに示したよ」

ポチェティーノはスパーズを3シーズン連続で3位以内に導いたが、その進歩への評価は、2008年以降タイトルが無いことで無条件で損なわれている。とりわけ、チャンピオンズリーグのベスト16の対戦でユベントスに敗れ、FAカップ準決勝でマンチェスター・ユナイテッド戦でも敢え無く敗退したとなっては。

エリクセンは、さらに付け加えた。

「僕たちはとても安定していたよ。プレミアリーグで僕たちはどれだけ波がなく結果を残してきたかを見てもらいたいね。次の段階は当然、準決勝を通過して決勝に進むことだ。チャンピオンズリーグで相手チームにやってきたことをまたやっていけば、もっと上に行くチャンスはあると思うよ」

「チャンピオンズリーグで、僕たちは経験から学んだことを生かせるって示したと思うよ。試練を乗り越えるべく努力し、それを果たしたんだ。今は確かなものを勝ち獲りたいね。みんながもっと先に進みたいと思っているよ。これは精神的に僕らが大きく成長しなければいけない点だ」

プレミアリーグで10得点10アシストを記録したエリクセンは、PFAのチーム・オブ・ザ・イヤーに選出されている。昨シーズンは8得点15アシストだった。

エリクセンはこう続けている。

「個人的にはこのシーズンは良いシーズンだったと思っている。うん、確かにね。以前よりもう少し試合を作ろうとしたんだ。もっと大きな役割をこなしてね。その意味では上手くいった」

「数字だけ見れば、昨シーズンとさしたる違いは無いかも知れない。できる限り試合の中で役割をこなそうとしたんだよ。アシストやゴールの数では何とも言えないけどね」