2015年11月、ハリー・ウィンクスは、当時、イングランド代表がホットスパー・ウェイで合宿を行なった際に、人数合わせの要員としてトレーニングに参加していた。

 

水曜、その当時から2年も経たずして、インフィールド(ホットスパー・ウェイの所在地区名)の地で真のイングランド代表の一員として、2つの重要なワールドカップ予選、スロベニア戦とリトアニア戦に向けて汗を流すこととなったハリー・ウィンクス。

スリー・ライオンズでのトレーニングを終えたその日の午後に、インタビューのために呼び止めた時、想像どおり、地元育ちの彼の顔には笑みが溢れていた。

 

APOEL戦、ハダーズフィールド・タウン戦と、好プレーを披露し、月曜にすでに合流していたU-21イングランド代表から、フィル・ジョーンズとファビアン・デルフが負傷離脱したフル代表への繰り上げでの追加招集を告げられた21歳のミッドフィルダーは語る。

「素晴らしいよ。夢が叶って、本当にこのメンバーの一員としてトレーニングができたんだ」

「まだちょっと信じられない気分だ。日曜の夜にU-21の仲間たちと会って、月曜の朝には彼らとトレーニングをしていたからね。その後、すぐにフル代表に合流したんだ。あっという間の出来事さ。まだ頭のなかの整理をしてるところだよ!

「本当に驚いたよ。天にも昇る心地だった。ママやパパに電話をして、このことを伝えたんだけど、2人とも信じてくれなかったね」

「これからビッグゲームを控えている。木曜には(ウェンブリーで)スロベニア。勝てば(ワールドカップ出場が)決まる。ここ数日しかチームメイトと一緒に過ごしていないけど、合宿の雰囲気はポジティブで、全員が役割をわかっているし、その役割を果たすための準備ができているよ」

 

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「出場できたら本当に大変なことだけど、招集をされてこのチームに加わっているだけでもとても名誉なことだよ。とても誇らしいね。この仲間たちやコーチたちに囲まれて、僕はできるかぎりの経験を積みたいんだ。どんな些細なことでも逃さないようにね」

 

下の写真にあるように、2年前の2015年には、当時アカデミーの選手だったハリーがイングランド代表のトレーニングに参加していたが。

「僕にとって、プレミアリーグやチャンピオンズリーグのレジェンドたち、最高のクオリティを持つワールドクラスの選手に触れるチャンスだった。彼らは僕にそのレベルの高さを思い知らせてくれたよ。いつか彼らと同じ道すじを辿りたいって思ったいたね」

 

そして今週、ハリーはその願いに大きく近づくことになる。

 

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「妙な気分だよ。1人の選手として、一度のトレーニング・セッションをこなしただけなのに、これがまったくこれまでとは異なる一歩なんだってね。愛すべき一歩さ」

「イングランド代表に選ばれた時には、それが例えU-16だったとしてもフル代表だったとしても、本当に名誉なことだ。それは今日も変わらないよ」

 

もちろん、ハリーのスパーズでのチームメイトであるハリー・ケイン、デレ・アリ、エリック・ダイアー、キーラン・トリッピアの4人が、イングランド代表に加わっており、木曜の夜にはスロベニア戦に、そして適地に乗り込んで日曜にはワールドカップ予選の最終節としてリトアニア戦に臨む。

「おかげで随分と楽をさせてもらったよ。いつも一緒にトレーニングをしている仲間たちだからね」

「選手みんなが素晴らしい。僕を温かく迎えてくれたんだ。初めてフル代表に合流すれば、少し気負いをしてしまうところだけど、みんなのおかげで、とても助かったんだ。ここが我が家のように思えているよ」