前回、ジョン・スミス・スタジアムのピッチに立った時には、大きなブーイングに包まれてピッチを後にすることになったハリー・ケイン。しかし、土曜日には、スパーズの4-0の勝利に貢献し、ハダーズフィールドのファンからのスタンディング・オベーションに包まれながらピッチを後にしている。どれほど、状況が変わったのか…。

 

Harry celebrates at the John Smith's Stadium
ジョン・スミス・スタジアムでゴールを喜ぶハリー・ケイン
 
 
Harry opens the scoring
先制ゴールを決めるハリー・ケイン
 
 
Harry curls home for 3-0
3-0とするゴールを決めるハリー・ケイン
 

 

 

2011年2月26日。リーグ・ワンのレイトン・オリエントにローンで加入していたハリー・ケインは、同スタジアムでハダースフィールド・タウンと対戦。2-2に終わったその試合で、ハリーは1ゴールを記録しているが、2枚のイエローカードを提示されて退場にもなっていた。

 

当時を振り返るハリー・ケイン。

「僕は17歳だった。前半につまらないイエローカードを受けてしまい、その後ゴールを決め手、後半に…。あれはイエローなんかじゃないんだよ」

「まだ成長段階にあったんだ。今回の方が、ピッチを後にする時は気持ちよかったね!前回はブーイングを浴びせられたんだ!大きく変わったよ。すべてが良い方にね。あの経験が生きたのさ」

 

今回は、前半にスパーズの1点目と3点目を決めたハリー。スパーズはその2ゴールを含め15分間にいっきに3ゴールを叩き出している。2点目は、ベン・デイビスの冷静なフィニッシュだった。その後もハリーのゴールがオフサイドによって取り消され、デレ・アリのシュートがポストを叩き、3-0のままアディショナル・タイムに突入。そこでムサ・シソコが自身のスパーズ初ゴールを決めて4点目となっている。

この勝利によってウェストハム、APOEL、そしてハダーズフィールドと、1週間で3つのアウェイ・ゲームに勝利し、さらにここ7試合のアウェイ・ゲーム(うち6試合がプレミアリーグ)で全勝を飾ったことは、クラブ記録となる。

「ハダーズフィールドはシーズンの見事なスタートを切っているから、僕らはエネルギッシュに戦い、早めにゴールを決めなければならない、って言い合ってたんだ。相手はエネルギッシュなチームだからね。それを完璧に遂行したのさ」

「ピッチに立って、開始早々にチャンスを作り、そこからエンジンが掛かったね。3-0として、あとは試合終了を待つばかりだったよ」

「良い1ヶ月になったよ。おそらく僕がプロになってから最高の1ヶ月間だろうね。そしてチームにとっても最高の1ヶ月になった。終わってしまうのがもったいないほどさ!」