/ダニー・ローズ、ファンの声をおそれていた

ダニー・ローズ、ファンの声をおそれていた

スパーズから罰金処分を受けるに至った、メディアへのクラブ批判のインタビュー。その一件を経ても、トッテナムのサポーターは温かく声援をおくってくれたことにダニー・ローズは感謝している。

イングランド代表左サイドバックは、1-1の引分けに終わったレアル・マドリー戦の終盤の10分間をプレー。この途中出場で、1月31日のサンダーランド戦以来となる復帰を果たしている。

療養のためにファーストチームから離れ、フラストレーションをためていたローズは、トッテナムでの長期的な未来を展望した。

療養のためにファーストチームから離れていた期間、フラストレーションをためていたローズは、トッテナムでの長期的な未来を熟慮してた。

 

そこでネガティブな考えが増幅し、今年の8月にクラブの給与体系や、移籍ポリシーを批判。具体的には「グーグルで調べなくても知っている選手を補強してくれ」という、クラブだけでなく、チームメイトに対しても侮辱的な発言をメディア向けインタビューでおこなっていた。

そのインタビューが公開された直後、ローズは「タイミングとマナー」が不適切であったと謝罪。ローズは正直に、ベルナベウでフェルナンド・ジョレンテに代わってピッチに入る時に、サポーターの反応を心配していたと明かす。

 

マドリッドの地を訪れたおよそ4000人のスパーズ・ファンは、ローズの名前を歌い、再びピッチに戻ってきたローズを励ました。

 

自身の発言や訴えによって、罰金処分を受けたことを認めるローズは次のように語る。

「今回の僕の意見は、前回とは違ったものになる。僕は規律を守って、みんなでクラブとともに前に進んでいくよ」

「僕がしたことは僕がしたこと。ファンから冷たい反応があるかと思っていたから、ピッチに入る時と、試合後に居残りトレーニングをしていた時に素晴らしい歓迎をしてくれたファンのみんなには感謝の気持ちを伝えなければいけないね」

「これからシーズンの残りを前向きに頑張っていきたい。まずなにより、自分のユニフォームを取り戻すためにね。あの発言は過去のもの。監督はそのことを許してくれたし、僕らは前進しているんだ。このクラブにトロフィーをもたらすためにね」

 

ローズが負傷した当初、手術を避けられるとスパーズは考えていたが、5月に手術が必要だと決定。27歳のディフェンダーは、思ったような回復ができなかった。

「負傷した時から、厳しい時間が続いたんだ。とてもフラストレーションが溜まったよ。昨シーズン、みんなが好調を続けているのを観てるのはハードだったね。今シーズンもみんな良くやっているから、観てるだけってのは辛かった。でも、火曜日の残り数分をプレーできたのは格別だ。これからまたプレーできるのが待ち遠しいよ」

「手術の必要がないことをみんなが願っていた。必要ないっていう兆候ばかりだったんだ。とにかく願って願って、時間が無くなってしまった。それで、手術を決断し、そして今の僕がいるんだ」

「思ったよりも時間がかかってしまったけど、今は復帰ができて天にも昇る気持ちだよ。ここで自分のユニフォームを取り返したいし、イングランド代表のユニフォームも取り返したい。今シーズン、ここで栄冠を勝ち取りたいし、シーズンを終えた時にはワールドカップのメンバーに加わりたい。ここから僕のシーズンが始まるんだ」

 

来週水曜日、ウェンブリーでのカラバオ・カップ、ウェストハム戦でローズは先発復帰が見込まれていたが、ベン・デイビスの体調不良による離脱で、マウリシオ・ポチェッティーノ監督はマドリッド行きの遠征メンバーにまだ復帰して1週間しかトレーニングをしていないローズを加わえる決断をした。

今回、ピッチに立ったローズはミッドフィルダーとしてプレー。ローズはリーズでのユース時代に慣れたポジションで、スパーズ加入間もない時期にも中盤でプレーしていた。

「僕の頭のなかにあったプランでは、ウェストハム戦で何分かプレーするつもりだった。日曜のトレーニングは良い感じだったし、その後に控え室に入って、シャワーを浴びようとしていたんだ」

「上の階から監督が電話してきて、『良い感じだな。マドリッドで10分か15分プレーできるか?』と聞かれた。僕は、『もちろん、問題ないよ』と答えたんだ」

「この数日間は予想外だったね。この試合は、家でテレビで観るつもりだったんだ。それにミッドフィルダーでプレーってのも驚きさ」

「フラストレーションが溜まる期間だったけど、ここ数日で、頑張ってきた価値があったと思えるよ」

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